元気labカラダの取説⑳
こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です
友人(2児の母)の2022年目標が
「にこにこ母さんになる」なんだとか
前に 不機嫌の「やまい」 というブログを書きましたが
イライラしたり怒りっぽくなるのは
生命力の低下によって
「コントロールが効かなくなってる状態」
私の友人も
なんだか余裕がなくて
「早くしなさい」と怒ってしまったり
子供が話しかけてきても
「後にして」と遠ざけてしまったり
うまくいかないな、、という事があったようで
今年は、お家でにこにこして過ごしたい
と思ったようです
にこにこ母さんがいる家と
ぷんすか母さんがいる家では
どっちの家族が元気になるかは明らかですよね
私も、友人の体調管理を手伝って
家庭円満→世界平和に貢献します(笑)
さぁ、毎日にこにこできるように
自分で自分を元気にするセルフケアの学び
元気ラボ「カラダの取説」シリーズ
→今までの投稿はコチラ
(2020年にFacebookで配信されていた動画の内容をご紹介しています)
2020/06/19配信
「week10指標あれこれ ~睡眠~」より
【カラダの活動量と熱量】
朝起きて→活動して→落ち着いてきて→睡眠→翌朝起きる
カラダの活動量は起床とともに高まり
日中の活動量が夜に向けて落ち着いて
眠りにつき、また翌朝起きて活動が始まる
体の熱も活動量に合わせて高まり
落ち着いていって、睡眠を通して適度に冷める
自然の流れも同じ
太陽が昇って、ゆっくりと大地が温まり
日が沈むと、大地は冷めていく
動物も植物もこの流れを受けている
夜に眠らないと、熱が体に溜まってしまうので
徹夜明けは身体が火照ったりのぼせたり
1.2時間しか眠れなかった時は、充分に体を冷ますことができず
起きたときに体がもわっと熱く感じたりする
【活動と休息はセット】
睡眠の状況は日中の活動に反映されます
質の良い睡眠で身体が適切に冷まされれば
翌日をスッキリとスタートさせられる
よく眠れず、熱を翌日に持ち越してしまうと
ずーっと走り続けている車のエンジンのように
オーバーヒートを起こしてしまう
ただ、休ませすぎると次に動かすときに
エンジンがかかりにくくなりますね
「陰と陽はバランスよく」が鉄則です
【気血のめぐり】
起きているときと眠っているときの
気血のめぐりについてまとめました
[起きているとき]
手足や体の表面に向かって気血がめぐる
外からの刺激に対するバリヤのようになる
[眠っているとき]
体の内側、内臓に向かって気血が集まり
組織の修復や、冷まして休める働きをする
外からの刺激に対するバリヤは弱まる
布団をかけずに寝ると寝冷えするのはこのため
夜にちゃんと眠れていないと
内臓の修復が間に合わず
翌日活動するための十分な熱を作り出せない
内臓のエネルギー不足が起こると
眠るときに気血を内臓にぐっと集められず
よく眠れない
・・・という悪循環に陥ります
次回は、良い睡眠と悪い睡眠について
カラダの取説を作るチェックポイントをお伝えします
【たかが睡眠されど睡眠】
南の谷の鍼灸院 南谷望