元気lab「カラダの取説」㉓
こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です
今日は
元気ラボ「カラダの取説」シリーズ
→今までの投稿はコチラ
(2020年にFacebookで配信されていた動画の内容をご紹介しています)
体調のゆらぎはこれで確認!
「うんち」について、前回のつづきです
【前回の復習から】
口から食べたものは消化管(胃や腸など)のトンネルを通って
栄養を吸収して要らないものはうんちとして出てきます
うんちの状態をみれば
「どんな風に消化されたか。消化力はどのくらいあるのか」
がわかるので、自分の体調のゆらぎを知ることができます
「ここが痛い」「ここが辛い」の症状より前に
内臓からの「お疲れサイン」をキャッチして
疲れの原因を減らしたり、早めに寝たりして養生しましょう
【良いうんちとは】
元気とそうでない時のうんちの違いはこちら
ポイントは
形、回数、色、におい
(おまけで「量」もチェック)
『太くて切れない、ほんのり黄色いバナナうんちが1日1回でる』
これを目指しましょう!
他にも
・便器にべたっとつく
・プカプカ浮いてくる(スカスカ)
・ずっしり沈みすぎる(密度が高すぎる)
・残便感がある
・排便後にぐったり疲れる
なんて言うのも、元気がないサイン
つるん、すぽんと気持ちよく出るのは元気のサインです
※色について
赤い血が混ざったり真っ黒なときは消化管からの出血が疑われたり
胆のうに問題があると白みがかった灰色うんちが出ることもあるので
そういう時はかかりつけのお医者さんに相談しましょう
【下痢より便秘が怖い】
下痢は身体が冷えたり、毒になるものが入ってきたときに
外に出そうという働きでもあるので
下痢になる原因については解決する必要がありますが
下痢そのものがやまいを起こすものではありません
便秘は、そうなる原因があるだけでなく
便秘そのものが体の中の滞りを生み
他のやまいの原因にもなってしまう心配があります
【排便は習慣】
便秘の原因の一つに
「忙しくてトイレに行けなかった」
「仕事中はトイレに行きづらい」
という状況があります
本来なら、うんちを出す・出さないは
自分の意思でコントロールできるはずなのに
出さずに我慢しているうちにどんどん出にくくなってしまいます
毎日一回、朝でも夜でも良いので
ゆっくりトイレに座って
「意図的に」便を出す習慣をつけましょう
習慣化できると「いつもの時間に出ない」
というのもチェックポイントになります
体調チェックの項目、カラダの取説のページは
多ければ多いほどいいですね
【お酒解禁して睡眠の質が下がってます…】
南の谷の鍼灸院 南谷望