東洋医学のお話会(健康情報の選び方)
こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です
東洋医学のお話会
〜鍼灸師なんたにの弱らない話〜
第一回を開催しました!
この会は、ただ東洋医学の知識を「教える」ようなものではなく
私からの投げかけに、何かを感じたり
参加者さん同士の発言から、何かを感じて
心が養われて、安心安定の土台作りの場になることを目指しています
今日は、第一回のお話を一部抜粋してご紹介しましょう!

とてもお世話になっている鍼灸師の先生が
「鍼灸師が鍼灸治療(施術)だけをしていても、残念ながら本当の意味で『人が元気に』なっていかない。」と言います。
私自身も鍼灸治療を毎週受けたり、当院に来てくださる方に鍼灸治療をする中で感じるのは
「体の治療だけ」をしていると、同じところをぐるぐる回ってしまうということ。
「治療の後は良いんだけど、2週間くらいするとまた同じ感じです。」という状態。
しかし、「体の治療」に「心の学び」が加わった人は「行ったり来たりのループ」を抜けて「前に」進み始める。
「心の学び」とは
自分の健康や人生、生命に対する考え方・あり方への学び。
どう生きるか、どう生きたいかの道すじを描けた人から前に進めるようです。
生まれてから今日までの間に発現した不調はすべて、自分の人生の中に原因があります。原因なく、結果は起こらない。
その原因探しは、私からヒントを投げかけることはできるけど、見つける作業はご本人にしかできない。
だからこそ、健康のための「具体的な手段」とそれを選択するための「考え方」を学ぶ必要があります。

「健康情報が多すぎて、どれが正しいのかわからない。」と迷ってしまうのは、それを判断するための「一貫した判断基準」を持っていないから。東洋的な発想(太極と陰陽)を学ぶと、「目的」と「手段」の整理ができるようになります。
今回は
①健康に良さそうだと思う具体例を挙げる
②それは、どんな効果を期待している?
③それは、そもそもなんの為にするんだっけ?
この順で、付箋に書いて並べてみました
(①➡︎③は、表で言うと下➡︎上です)

例えば、平日は始発から終電まで働いている方が「運動した方がいいのはわかってるんですけど、土日は疲れて動けないんです」と言う。この人に必要な養生は「体を強めるための筋トレ」ではなく「体を回復させるための休養」です。
例えば、定年でリタイヤした方が「普段は一日中家でテレビを見ていて、たまに孫を預かるとすごく疲れる」と言う。この人に必要な養生は「家で休息を取る」よりも「日頃からウォーキングや軽い筋トレをして、体の機能を高める」でしょう。
具体的な手段は、それぞれ一理あるように思える。ただ、自分の目的(抽象的な目標)に合うものはどれなのかを照らし合わせて選択する必要がある。具体と抽象はいつでも行き来しながら情報収集と整理を行いましょう。
【養生の『陰陽』】
このワークの最初に「健康のために良さそうなことと言えば、何が思いつきますか?」と皆さんに聞きました。
「〇〇をする!」「〇〇を食べる!」のような『足し算の養生』がたくさん出るかなと思ったら
「寝る」「休息を取る」という『引き算の養生』も出てきて、さすがだなぁと思いました。
「〇〇をする」と同じくらい「〇〇をしない」という目線も大切です。
こんなところにも養生の『陰陽』がありました。
何を学ぶかより『誰と学ぶか』ですね。

【お話会は毎月最終土曜の午前10時から】
次回は7月25日(土)です
ご参加希望の方は➡︎お問い合わせフォームから
南の谷の鍼灸院 南谷望