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元気lab「カラダの取説」⑮

投稿日:2021年11月15日

こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です

 

このところ、ブログの更新が滞りがちですみません!

サボってるわけじゃ無いんですが
鶴見の太鼎堂鍼灸院(火曜日に治療してます)で
「鍼灸治療に興味はあるけどよくわからない」
という方に向けたYouTube動画を作っていて

そちらの作業がやっと落ち着いてきたら
次は自分のインスタでも健康情報を出していこう!!

分子栄養学の勉強も楽しいし

治療の勉強会も充実してきたし

もちろん日々の治療にも全力投球で・・・

 

と、いろいろ同時進行していたら、見事にあっぷあっぷです(笑)

 

こういう時は、自分のカラダの声を聞き逃してしまって
体調を崩しやすいものです

 

そんな私のために
・・・じゃなくて(笑)
そんな充実の日々を過ごしている方が
『自分で自分の元気をコントロールできるように』
1年前にFacebookで配信されていた
元気labをまとめてお伝えしているシリーズです

今までの投稿はコチラ

 

前回は、
「元気棒で刺激をしたあとに、痛みが出ることはある?」
「ストレスでのぼせが起きている時のセルフケアは?」
の質問にお答えしましたね

今日は
「week7 指標あれこれ」の本題です

 

【指標とは】
体に起こっている「異状」のことです
触って痛い、硬い、冷たいなどもそうですが
「働きの異状」も指標になります

これは
・循環が悪い
・消化がうまくいってない
・頭が冴えない
など、目に見えない、触って確認できないことも含まれます

 

そして、体の異状には
①自分で気づいているもの(自覚してるもの)
②自分で気づいていないもの(無自覚のもの)
があります

前回の質問にあった
「元気棒をしたら痛くなかったはずのところが痛くなった」
なんていうのも、無自覚だった痛みを自覚した例ですよね

 

今後、元気になっていくためには
『②無自覚の異状』を減らして『①自覚できる異状』にしていくことがポイントです

 

【アクションプラン(やってみよう!)】

自分を毎日観察しよう!!

以下の《1》〜《5》から、観察しやすいものを選んで
『毎日チェック』しましょう
(どれかひとつだけでもOKです)

 

 

《1》便
形、回数、色、におい
排便時のスッキリ感も目安にするといいです

《2》尿
回数、色、におい、泡立ち、一度に出る量、残尿感など
夜中にトイレに目覚めるのは、体の芯が冷えて、尿を体にとどめる力が弱いと考えます

《3》睡眠
寝付き、眠りの深さ、夢、寝覚めの良さ
「あーよく寝た!」とスッキリ起きられるのが理想

《4》やる気

《5》精神的なゆらぎ
落ち込みやすい、怒りっぽい、家庭や職場で相手に優しくできるか
「心の揺らぎ」「精神の不安定」『こういう性格』ではなく『生命力の低下の指標』です
思い通りにいかない時に感情的になるのか「なるほど、そう来たか」と冷静に見られるかの違いは生命力の高さに左右されます

 

《4》と《5》は分かりにくいかもしれませんが
「10段階」とか「%」に数値化してみると観察しやすいです

 

こうやって観察をしていくと、自分の体調と指標がリンクしているのがわかります

「最近は肩こりも頭痛も無いし、けっこう元気なんだよな〜」
→こういう時って、よく眠れているしお通じも快調だったりします

ということは

寝付きが悪かったり、便秘がちな日が続く
→そろそろ肩こりや頭痛が出てきてもおかしくないよな

と、予想がつきます

 

東洋的なものの見方で全身を見るということは
寝付きも、便も、尿も、メンタルも全部一緒に変化している
と知ることです

 

そういうことを意識してみていくと
「そういえば最近あんまりイラっとしないかも」
「なんかやる気が出て、新しいことに手を出したい」
「毎日スッキリ便が出てる気がする」
ということを根拠に
「ちょっとずつ元気に近づいてるぞ」と気づいてあげられるようになりますよ

 

【治療の勉強会で大失敗!の夢で目が覚めました】

南の谷の鍼灸院  南谷望