元気lab「カラダの取説」㉖
こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です
今日は元気labの番外編!
「湿度が上がってきたときにエアコンの除湿機能を使うべきか」
というご質問にお答えした話です
元気lab「カラダの取説」シリーズは
2020年にFacebookで配信されていた動画の内容をまとめたものです
プライベートグループですが
申請すれば無料で参加できて
過去の動画が視聴できますよ
→元気lab(Facebookページ)
【湿度とエアコン除湿】
先に結論
まずは体内の「湿」の状態を整えて、
それでもダメならエアコンや除湿器を使う
東洋医学で『湿』は『脾』という臓器にダメージを与えやすい
『脾』に問題が起きると
消化吸収や関節運動、婦人科系の問題などが起きやすくなります
梅雨の時期に
・胃が重い
・お腹下しやすい
・関節が重だるい
・月経痛や月経前のだるさが増す
なんて人は、要注意
この『湿』ですが
『外湿』と『内湿』に分けて考えられます
①外湿
体の外、つまり環境の湿気・湿度
②内湿
体の中の湿気・湿度
外湿も内湿もちょうどいい状態であればもちろん快適ですが
どちらかに過不足があっても、バランスがとれていれば
身体への負荷は軽く済みます
(表にするとこんな感じ)
❌外湿⇧内湿⇧
外も内も湿気ムンムン
❌外湿⇩内湿⇩
外も内もカラカラに乾燥
⭕️外湿⇧内湿⇩
外の湿度は高いけど、体内はサッパリしてる
⭕️外湿⇩内湿⇧
外は乾燥しているけど、体内には潤いがある
【梅雨のジメジメには】
さて、梅雨らしいお天気になってきましたが
これからの季節はどう過ごせばいいでしょうか?
外湿が上がって、ジメジメしてくるので
内湿を下げることで快適に過ごせそうですね
「よし!水を飲む量を減らそう!!」
と言うのも間違いではないですが
これから気温も上がってくると
摂取する水分量を極端に減らしてしまうと
脱水症の危険もあります
水を飲みすぎないと言うよりは
じんわり汗をかいて『ちゃんと出す』ことが
内湿を下げるポイントになります
体内の環境を調節するチカラも『生命力』
生命力を上げる、最も身近な方法は
『お白湯を飲む』でしたね
こまめにお白湯を飲んでみると
内臓がじわっと温まり
『必要があれば』しっとり汗をかきます
これが大事
運動して汗をかくのはもちろん良いことですが
内臓を温めて、じわっと汗が出ることも
内湿を整える助けになります
湿度が上がって
快適に過ごせないと感じてきたら
除湿機能を使う前に
お白湯で生命力を上げてみてくださいね
生命力の状態を確認したり
生命力を上げる方法は
今までの元気lab「カラダの取説」をご覧ください
【8割書けてたのに投稿し忘れてたうっかりさん】
南の谷の鍼灸院 南谷望