元気lab「カラダの取説」⑫
こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です
【あなたの元気は何%??】
南の谷の鍼灸院では
初めて来てくれた方に書いてもらう予診票の最後に
「今日のあなたの元気は?「 」%」
という項目があります
なんとなくやる気でないなー
とか
ちょっと調子いいかも
なんて時に、数値化してみるといいですよ
(手帳とかにメモしといて、数か月おきにみると面白い!)
私は、3月に太鼎堂鍼灸院の「元気になるお話会」(毎月第2木曜に開催してます!)で「元気何%?」と聞かれたときは
開業に向けての準備につまづいて疲れ果てていて「…45%」って答えました(笑)
そして、昨日も同じ質問をされて「70~75%」まで上がってました
(とはいえ、100%まではまだ遠い!もっと元気になるぞー!!)
【元気labシリーズです】
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今日は
2020.05.20配信
week 6「生命力の捉え方」より
人の体調(生命力の状態)は、日々ゆらいでいて
その日の疲れ具合や季節の変わり目、天気などにも影響を受けます
なので、毎日100%!っていう人はなかなか出会うことがないですが
ふだんが50%くらいの人が、80~90%になると
2倍近く元気になるわけですから、日々の生活の質がガラッと変わります
よくあるのは
・新しく習い事を始めてみた
・家事の手際が良くなって、夕飯の品数が1品増えた
・家族に優しくできるようになった
などです
「できること」が急に増えるんですね
元気の「%」はスマホの充電に例えてみるとイメージしやすいです
充電100%の時と50%のときでは
スマホをみる回数、使うアプリ、動画の再生回数、ディスプレイの明るさなど
つかい方が変わりますよね
また、すぐ充電できる環境にあるかどうか、でも変わってきます
【ルールを整理しよう】
①人は「生命力」で生きる
②生命力0=「死」
③元気とは
・その時の100%
・100%に近づいている(回復中)
④病気とは
・100%より低いところにいる
・病的に下がり続けている
⑤病気の時には色んな異状があらわれる
→肩が凝ってる、足が冷えてる、元気が出ない、食欲がない、頭が痛い、お腹が痛い、、、、
【見えないモノを見る】
「ちから」って見えないんです
私たちは「ちから」によって何かが起こっている「物質」「物体」を見ているだけなんですね
例えば
水力発電は
水が流れるさまを見て「水力」があると理解して
電化製品が働くさまをみて「電力」があると認識できます
風力も、風そのものが見えているわけではなく
風によって舞う「木の葉」をみて、「風が吹いている」と判断します
「物」を通して「見えないチカラ」を見ます
生命「力」もみえません
なので、これも「物」を通してみていきます
「足が冷たい」
→「冷たい足」という物質があります
ここからわかるのは
「足まで温める、という生命力が足りていない」
「足が温まった」
→「温まった足」という物質にかわりました
つまり
「足を温められるくらい生命力が回復した」
ということです
冷たい足にホッカイロをあてても、またすぐ戻ってしまうけど
温めるチカラが回復すれば、その後はずっと温かいですよね
この考え方がわかってくると
「慢性の肩こり」
→肩の筋肉の緊張をほどけない生命力なんだな
という発想を持てるようになり
肩こり→整体
ひざ痛→整形外科
耳鳴り→耳鼻科
お腹痛い→内科
肌荒れ→皮膚科
じゃなくて
全部、生命力!!
となるわけです
次回は、生命力が低下した時に出る
色んな異状の見つけ方についてお話しますね
【シンプル イズ ベスト!】
南の谷の鍼灸院 南谷望