元気lab「カラダの取説」⑱
こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です
「妊活に鍼灸が良いって聞きました」
と治療を受けに来てくれた方がいました
ふむふむ
それは良いことを聞きましたね^^
そうなんです
鍼灸の全身治療は
体の中で気の滞りが起きている所を見つけて
その渋滞を解消していくようなものです
全身すみずみ気がめぐっているカラダは
あたたかくて柔らかくて
赤ちゃんをお迎えするにはもってこいの状態
妊活だからと、お腹や足のツボだけあたためるのではなく
「元気なあなた」になるために
鍼灸治療はおススメなんです
そして、そんな方にも読んでいただきたい
元気ラボ「カラダの取説」シリーズ
→今までの投稿はコチラ
自分で自分を元気にするセルフケアの学び
(去年の春にFacebookで配信されていた動画の内容をご紹介しています)
2020/06/9配信
「week9指標あれこれ ~おしっこ~」より
【カラダを出入りする液体】
体に入る液体
・飲み物
・食べ物
体から出る液体
・汗
・尿
・不感蒸散(皮膚からもわんと蒸発したり、呼気に混じって外に出る)
「健康のために〇リットルの水を飲む」
など、体に入れる量ばかり注目されがちですが
出ていく量や性状、それによる体の熱の調節にも目を向けると
「自分の体の元気ぐあい=生命力の状態」が見えてきますよ
汗については前回⑰でお話しました
汗の量や、かき方で生命力の状態がわかりましたね
では、おしっこはどうでしょうか?
【工場排水と人の排尿】
例えば
同じ成分の水を供給された工場から出る排水が
キレイな物か、有害物質が含まれるか
同じ成分の水を飲んだ人のおしっこが
キレイな物か、糖尿やたんぱく尿か
工場のなか、体の中の働きに
何か違いがありそうですよね
では、ひとの体の中の働きの違いは尿検査をしないと確認できないでしょうか?
尿の成分がおかしくなる時って、昨日まで100%元気なカラダで
今日急に異常なカラダになったとは考えにくい
そういう尿が出てしまう体の状態に、少しずつ傾いてきた
と考える方が自然ですよね
体に起きているいろんな異状・不調のひとつのサインとして尿に変化があると理解して日々チェックしていると、検査で異常値が出る10歩手前、100歩手前で
「あれ?あまり元気じゃない方に進んでる?」
と気づいて、生活を軌道修正できそうですよね
元気と病気は突然切り替わるのではなく
グラデーションの中にあります
黒に限りなく近いグレーよりは
ほぼ白いグレーなあたりを歩きたいですね
次回の元気labでは、この続き
おしっこの質の違いで体の熱の状態を知る
元気な尿と元気じゃない尿の違い
をお届けします
【実は泌尿器科医の娘】
南の谷の鍼灸院 南谷望