酔わないと寝られない
こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です
【酔わないと寝られない】
「お酒を飲まないと寝られないんです」
という方がいます
私もお酒をよく飲むので
酔って寝落ちする気持ちよさは
よくわかります
でも、残念ながら、
それは質の良い睡眠とは言い難く
気絶するように気を失いながらも
内臓はアルコールの分解でフル稼働
朝起きたら、疲れは全然取れていない!
「今日は健康に気を使って休肝日!」
と思っても
頭が冴えて眠くならない
「やっぱり飲まなきゃ寝られないなぁ」
と、お酒を手にしてしまう
これ
「飲まなきゃ寝られない」じゃなくて
「寝られないから飲んじゃう」なんです
つまり、このタイプの人は
「寝る気持ちになる」ことが重要です
不眠の原因はいろいろありますが
寝る気持ちにならない人にありがちなのが
【今日一日に満足していない】
これは、自覚してない場合も多いんですが
「あ〜!今日はよく頑張ったな〜」
のように『やり切った』実感があると
「さて、寝るかな」と寝る気持ちになりやすい
なんとなく上手くいかなかった日や
いつもと同じような日、と感じる日は
ダラダラと夜更かししてしまったり
「何か」に向けて発散したい気持ちが生まれて
お酒や食べ物、趣味に没頭するなど
「まだ今日は終われない」気分になっています
ここで、ちょっと考え方を変えてみましょう
【今ここに、生きているだけで素晴らしい】
何もしていないような日でも
ただ『生きている』ということに
価値がある
当たり前のように息をして
食事をして、暖かい布団で眠れる
そういうことに感謝の気持ちを抱いて
過ごしてみましょう
満たされない気持ちや
漠然とした焦りから解放されて
穏やかに眠る気持ちになってきます
ちなみに
【頭脳労働で疲労感はあるのに体は疲れていない】
というひとも、なかなか寝る気持ちになりにくいです
運動習慣がない方は、ウォーキングやラジオ体操など
簡単なことから始めてみると良いですよ
以前『不眠のおはなし』というブログも書きましたが
まずは鍼灸治療を受けて
眠れるカラダを作っちゃうのが近道です
【眠れるとお酒も減らせる】
南の谷の鍼灸院 南谷望