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栄養学にハマって見えてきたこと

投稿日:2021年7月14日

こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です

 

昨年末から分子栄養学を学び始めていて
食事と健康についての興味がぐんぐん湧いています


(年末に大人買いした13冊。まだ半分しか読めてないー)

 

そして、この8か月を振り返ってみると
紆余曲折あったなぁと思い、今日はそのお話です

健康や栄養に興味を持った人の「あるある」かもしれません

 

 

『第1期 新しい知識がどんどん増えて、誰かに話したくなる』
本で学んだ付け焼き刃の知識なので、まだまだ浅く狭い知識ですが、「良かれと思って」まわりの友人の栄養相談にのり始める。

 

『第2期 自分でもいろいろ試してみたくなる』
「自分の不調の原因はこれかも!?」といろいろ試したくなって、油を変えたりタンパク質を多めに摂ったり、にがりを飲んだりお酢を飲んだり・・・
同時にあれこれ始めてしまって、結局何が効いてるのかよく分からないまま、ちょっと飽きてくる(笑)

 

『第3期 栄養に興味のある仲間が増えてモチベーションが再び上がる』
栄養を話題にすることが増えると、同じことに興味を持つ仲間が集まって情報交換が盛んになり、知識の幅と厚みが増す。

 

『第4期 食べちゃダメ食材に振り回されて何を食べればいいのか迷子になる』
知識が増えた半面、情報の整理が追い付かず「あれもダメ」「これもダメ」に見えてしまい何を食べたらいいのか分からなくなってしまう。
(スーパーでの買い物がワクワクしなくなる←悲劇!!)

 

『第5期 肩の力が抜けて再び食事が楽しくなってくる』
栄養素だけで健康になれるわけでもないし、そもそも「食事は娯楽だ!」と思っていた気持ちを思い出し、肩の力が抜ける。
健康マニアになりたいわけじゃなく「毎日元気に楽しく暮らしたい」が目的で、そのための生活の見直しができれば良い、に着地。

 

お世話になった先生が前に
「食べて毒になる食材なんてないんだよ。食べ方と量だけ気を付けなさい。」と言ってくれたことがあります。
どんなに体に良さそうな物でも、毎食毎日とっていれば体の負担になりますし
あまり体に良くないよね、というものでも食べることで心の栄養になることもあります。
(仕事終わりのビールは、多少肝臓に負担がかかっていても、それ以上の心の充実が得られます。私は。)

 

【大切なことは】
栄養素のこと、消化吸収などの体のしくみを正しく理解したうえで
「今の私に合った食事」「今の私に必要なケア」を自分で選べるようになる事です。
毎日100点満点の「意識高い生活」をする必要はなくて
ちょっと疲れてるときは体に優しく
元気な時は自分の心に甘く
食事・睡眠・娯楽のバランスをとっていければOKです

 

生活改善や体調管理はひとりでは飽きてしまいがちです
生活がうまくいってる時も、そうでない時も
とにかくしょっちゅう話題にするのがポイントですよ

 

【怒らないから話してごらん】

南の谷の鍼灸院  南谷望