二十四節気 ②雨水
こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です
一雨ごとに湿度や暖かさが増して
春の訪れにココロオドル季節ですね
2月19日は二十四節気の『雨水(うすい)』です
(二十四節気とは?→前回のブログへ)
空から降る雪は雨に変わり
氷や雪も溶けて大地を潤します
古くは、農耕作業を始める目安とされた時期です
じっと固まって冬を越し
春に向けて動き出すのは水だけではありません
草木のつぼみが膨らんできたり
動物も新しい命を育み始める季節です
春の季語に「猫の恋」という言葉があります
家の外から聞こえる猫の声も
恋の始まりと思うと、あたたかい気持ちになります
忙しい日々に追われて
季節を感じる機会を失ってはいませんか?
雨があがったら
小さい春を探しに出かけてみてはいかがでしょう
【↑太鼎堂で作ったポスターです】
南の谷の鍼灸院 南谷望
二十四節気 ①立春
こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です
「暦の上では春ですが…」と言われると
「まだまだ春って感じはしないけど…」と思うことはありませんか?
これは、二十四節気という旧暦の考え方で
立春、立夏、立秋、立冬からそれぞれの季節が始まるわけですが
その日から急に季節が変わるわけではありません
昼と夜の長さが毎日少しずつ変化するように
季節も少しずつ変化し続けていています
例えば「立春」を過ぎると
寒い日々の中にも強い南風(春疾風:はるはやて)が吹き
春告鳥(はるつげどり)のウグイスの声が聞こえたり
春告草(はるつげぐさ)の梅の花が咲いたり
湖に張った氷が溶け始めたりと
春に向けての変化が起き始めるものです
【二十四節気とは】
1年の太陽の動きを24等分して名前をつけたもの
春夏秋冬の四季がさらに6つずつに分けられていて
季節の移り変わりを教えてくれています
冬至や夏至、春分や秋分は聞き馴染みがあると思いますが
他にも気候や大地の様子を表す言葉が綴られています
太陽の運行をもとに季節を区切っているので
農作業や日々の暮らしに根ざした暦とも言えますね
二十四節気の紹介を通して
日々の変化、季節の移ろいを皆さんと一緒に感じていきたいと思います
【二十四節気を1年かけてご紹介します】
南の谷の鍼灸院 南谷望