元気になるお話会@太鼎堂鍼灸院
こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です
毎週火曜に治療スタッフとして参加している
横浜市鶴見区の太鼎堂鍼灸院では
毎月第2木曜日に『元気になるお話会』を開催しています
誰でも参加できる東洋医学講座で
東洋的な考え方や、セルフケアを学べます
(私も参加しています)
2月は
『自分も他人も許すことで元気になる』
というお話でした
→詳しくは太鼎堂鍼灸院のブログに書きました
まずはそちら(↑)をご覧ください
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はい、お帰りなさい(笑)
生命は【よく動いて、あたたかく、柔らかい】のが健全な状態
もしも【止まって、冷たく、硬い】状態から動けなくて
不健全な状態になっていたら、そこには
元気になることを阻害する因子が必ずあって
そこには大切な「学び」がある
その学びの先に目指すべきは
『ゆるす』こと
というお話でしたね
では、「元気になることを阻害する因子」にはどんなものがあるでしょう??
【こんな患者さんがいたとします】
肩こりが辛くて鍼灸院に来院
睡眠時間が極端に短いために
1日の疲れをリセットできないまま
どんどん体が硬く、こわばっている
そんな方のカチカチの肩に鍼や灸をしても
翌日にはまた元に戻ります
硬い肩が柔らかくなることを阻害しているのは『睡眠不足』
では「ちゃんと寝てくださいね」
と伝えれば良いかというと、そうではありません
寝られない理由があるから、寝てないわけで
そこに『こだわり』=『こり』がある
【なぜ寝られないのか】
「家事が終わらなくて、寝る時間が取れない」
と言います
なるほど
では
「家事が終わらない」のは何故でしょう?
それは
「自分が」家事をやり続けているから
家事はやろうと思えば無限にやることがあり
永遠に終わることがない
「今日はここまで」と決めるのも「自分一人ではこれ以上は無理だ」と判断するのも自分自身
では
どうして途中でやめられないのか
完璧にできない自分に対する罪悪感
「睡眠を削ってまで頑張る」ことで得られる自己重要感
こんな感情があるのかもしれません
完璧じゃなくったって、何の罪もないし
身を削って頑張らなくたって、家族にとってあなたはとても重要で大切な存在なのに
なぜか、そこにこだわってしまう
自分の人生を振り返ってみた時に
「いつもこういう失敗しちゃうんだよな」
「こういうことがあると、前に進めなくなるんだよな」
という『つまづきポイント』にはそれぞれのクセやパターンがあります
それこそが
あなたの動きを止めている『こだわり』=『こり』です
ここを『ゆるす』=『ゆるます』ことができれば
止まったものは動き出し
硬さは柔らかくなり
冷えはあたたまり
生命は元気になります
まずは自分の『こだわり』を見つめて
今日から『ゆるす』を始めませんか?
【私も、「ゆるす」練習中です】
南の谷の鍼灸院 南谷望