元気lab「カラダの取説」④
こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です
1年前にFacebookで配信されていた【元気lab カラダの取説作り】を振り返るシリーズです
これまでの投稿はコチラ↓
①カラダの取説を持つということ
②「week1:自己変革の準備」より
③冷え・のぼせ・ほてりのセルフケア
2020.04.22配信
week 2「いのちをリスペクトせよ」より
【元気になる『動機』はあるか!?】
「なんとなく体に良さそうな健康食品」
「なんとなく痩せそうなダイエット法」
に手を出してみたものの、続かなかった…なんて経験ありませんか?
「今よりも元気になりたい」「健康になりたい」
→なぜなら〇〇だから!!
と言える動機はありますか?
今までの生活を一切変えず、なんとなく生きていて元気になれるかというと
世の中そんなに甘くありません
「元気になりたい」「元気でいたい」と思ったら
まずはその動機を確認しましょう
ここが曖昧なままだと、最初に挙げた健康食品やダイエットのように
すぐに飽きて続かなくなります
さぁ、元気に向かう覚悟はありますか?
【いのちをリスペクトせよ】
今日は、
あなたがこの世に生まれて、今日まで生きてきたことは奇跡なんだよ
というお話です
あなたのお母さんが
おばあちゃんのおなかの中にいたとき
卵子のもとになる細胞を700万個持っています
これが生まれたときには200万個になり
思春期には20~30万個にまで減ってしまいます
月経のある女性は毎月排卵があるとされますが
女性が生涯に排卵する数は400~500個くらいです
その中の一つが、あなたです
あなたのお父さんが
一生のうちに作る精子は3兆個以上
1回の射精で外に出られるのは
平均約3億個
その中の一つが、あなたです
排卵された卵子は24時間しか生きられず
射出された精子は72時間しか生きられません
700万分の1の卵子と3兆分の1の精子が
そこしかないタイミングで出会って受精をして
お母さんが用意してくれたふかふかの子宮のベッドに着床して
約10か月かけて細胞分裂を重ねてヒトの形になり
この世に生まれ出て、大事に大事に育てられて
いま、これを読んでいるわけです
1か月前の卵子だったらあなたではないし
1個となりの精子だったらあなたではないですね
細胞が違えば別人です
そうやって生まれた、たった一人のあなたを産んでくれた両親も
祖父母から生れていて、祖父母もさらに曾祖父母から生れていて・・・
と、命はずっとつながっています
あるときポッとあなたが生まれたわけじゃなく
ご先祖さまからずっとずっとつながって、今日のあなたがいます
当たり前のようだけど
誰かが、途中で亡くなってしまったり、子を成していなければ
あなたは存在しなかった
宇宙のはじまり
地球のはじまり
人類のはじまり
すべてがあなたにつながっている
生命ってすごいな
生きているって奇跡なんだ
そういう気持ちを持つことができたあなたは
自分の体をもっと大切にできるかもしれません
元気になる動機になりましたか?
【今すぐ実感がわかなくてもいい】
1年前にこの配信を観たとき
実は私はあまりピンとこなかったんです(ごめんなさい!)
生理学の知識として、卵子や精子の話は理解しているけど、
こういう話を聞くと、自分が子供を産んでいないという事実に対して
「命のバトンをつなげていない」という思いが強くなり、劣等感を感じて苦しくなってしまう時期がありました
1年たって、再び見返してみると受け取り方が変わって
命のバトンは親から子だけじゃない
私からまわりの皆に元気をわけてあげられれば、それも命のバトンになる
と思えるようになりました
そのためにも、まずは自分が元気になって
その元気の秘訣をみんなに伝えたい
それが私の『元気になる動機』です
【アクションプラン】
ここまでだいぶ長くなったので
元気のためにやってもらいたい具体的な行動については
次回お知らせします!!
【話し始めると長いタイプです】
南の谷の鍼灸院 南谷望