トップページ プロフィール 治療メニュー アクセス ネット予約 ブログ お問い合わせ

元気lab「カラダの取説」㉘

投稿日:2022年10月3日

こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です

 

元気lab「カラダの取説」シリーズは
2020年にFacebookで配信されていた動画をまとめて
私個人の解釈をプラスしたものです

「元気lab」はプライベートグループですが
申請すれば無料で参加できて
過去の動画が視聴できますよ
→元気lab(Facebookページ)

 

今日は
2020/07/16配信
「week14指標あれこれ ~皮フ~より

 

【元気な皮膚とそうでない皮膚】

ひとの生命力の状態を反映する部位や状態を
「指標(しひょう)」とよび
生命力が低下しているか充実しているかを知る
「ものさし」とすることができます

今回のテーマである『皮膚』からも
生命力の状態がわかります

 

元気な人の皮膚

しっとり・すべすべ・ツヤがあって・きめ細かい

などでしょうか
「血色がいい」なんていうのも指標になりますね

 

元気じゃない人の皮膚には

荒れ・割れ・乾燥・ベタつき・湿疹・吹き出物・痒み・くすぐったさ・火照り・感覚異常

などがありますね

 

『皮膚に現れる異状』は『皮膚の問題』ではありません
『皮膚に異状が現れるような “生命力の状態”の問題 』

ということになります

 

【皮膚は内臓を守る城壁】

皮膚は身体の表面を覆い、外の世界と身体の中を分ける境になっている

身体の中を守る壁であり、それはまるで
天守閣を守る城壁のようです

城壁がボロボロでは天守閣を守れませんから
ほころびができたらすぐに修復しないといけません

 

それなのに皮膚に異状が出ているということは
皮膚よりも優先的に守らないといけない内臓に
すでに問題が起こっている、と疑わなければいけません

 

目に見える皮膚の異状(弱り)は
目に見えない内臓の弱り(生命力の低下)
を現す指標、ということになりますね

 

【皮膚トラブルには】

これから秋にかけて、乾燥の季節になるので
外からの刺激に対して保湿ケアは有効です

でも、内臓の弱りから出る皮膚トラブルには
どんなに強い塗り薬で症状を抑えても
内臓の問題を解決しなければ
またすぐに症状が出てしまったり
皮膚以外にもさまざまな症状が出るでしょう

 

【今日のポイント】

・皮膚は生命力の状態を現す指標のひとつ

・指標の中でも、皮膚は内臓の状態からの影響を大きく受けている
(内臓のはたらきによって状態が左右される)

 

次回の 元気lab「カラダの取説」では
皮膚と胃腸のつながりについてお話しします

 

【ついにジム通い始めました】
南の谷の鍼灸院  南谷望