トップページ プロフィール 治療メニュー アクセス ネット予約 ブログ お問い合わせ

夏の冷え→秋の不調

投稿日:2022年9月9日

こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です

 

気温がすっと下がり始めて
エアコンなしで過ごせる日が続きますね
快適なようで、急な変化についていけずに
不調が顔を出してきた・・・と言う方、増えています

(私も最近、寝違えました。)

 

【夏の体と冬の体】

夏の体は網戸のように
内と外の熱の行き来がしやすい

外から涼しさを取り込んで
カラダの中の暑さを外に逃すことで
熱がこもりすぎないようなしくみ

 

冬の体は窓をぴっちり閉めるように
体内の熱を外に逃さず
外の冷気も入りにくくすることで
体が冷えるのを防ぐしくみ

 

秋の体は、夏から冬へと切り替わる途中

ワンちゃんの毛が生え変わるように
人の体も季節ごとに変化しています

 

【自然の中においては】

本来は
夏の敵は「暑さ」
冬の敵は「寒さ」
なので

それぞれと戦うに適した体になっています

 

【現代ではどうでしょう?】

熱中症対策に『適切に』エアコンを使うのは必要なことでしたが
涼しい部屋にずっといて、汗をかかない夏を過ごしていませんでしたか?

夏の間に、体を冷やしすぎた人
秋に向かうこの時期に体調を崩します

 

【こんな症状増えてます】

はじめは
「最近イマイチ調子が出ないなぁ」
「体がなんか変だなぁ」

と言う、ちょっとした違和感から始まり

 

・体があちこち痛む
(首・腰・膝・足首などが多かったです)
・かったるい
・めまいが増える
・物忘れがはげしい
・目の疲れ
・不眠

こんな症状の方が増えてきました

 

「物忘れが増える」も、実は不調のサインなんですね

集中力や思考力など
「〇〇力」と名の付くものは全て
「生命力」を分配して発揮される力です

「うっかりミス」が増えてる時は
体調の見直しが必須です!

 

【冷えた体を元に戻すには】

夏に涼しい部屋で汗をかかない生活が続くと
「汗をうまくコントロールできない」状態に陥ります

たいして暑くもないのにベタベタと汗がまとわりついたり
ちょっとしたことでダラダラと汗が止まらず
秋の風にあたって冷えすぎる

 

こうなってしまった体を戻すには

『しっかり汗をかく』

これっきゃないです

 

それも、サウナやホットヨガなど
外気温を上げて汗を出させるよりも

『体を動かしてカラダの内側を温め、汗をたっぷりかく』

こうやって、熱を起こして汗をかくしくみを体に覚えさせます

 

【運動のめやす】

ご自身の体力に合わせて加減してくださいね

めやすとしては

軽く息が上がる程度に
2〜30分のジョギング

 

走るのが難しい方は
いろんな関節を「いつも動かしていない範囲まで」動かす
例えば、グーッと手を伸ばした先に
もうひと伸びしたり
そこから腕を捻ったり
関節をぎゅーっと曲げていきながら、これ以上無理ってところまで曲げ切る

こんな感じで、普段しない動作を
深く呼吸をしながら行うのがポイントです

 

【私も冷えすぎてました】

私も夏の冷えを溜めすぎてしまい
注意力散漫によるうっかりミスが続き
首の寝違えと、皮膚のかゆみが出てきたので

昨日から30分ウォーキング始めました
(慣れたらジョギングする、つもり)

いい汗かくぞー!!

 

【ジムの体験にも申し込みました】

南の谷の鍼灸院  南谷望