元気lab「カラダの取説」⑧
こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です
タブレットにペンで手書きすることを覚えて
セミナー資料への書き込みや、思いついたことを書き留めておくのにとっても重宝しています
アナログ人間のペーパーレス革命!!
さて今日は1年前にFacebookで配信されていた
【元気lab カラダの取説作り】を振り返るシリーズです
これまでの投稿はコチラ↓
①カラダの取説を持つということ
②「week1:自己変革の準備」より
③冷え・のぼせ・ほてりのセルフケア
④「week2:いのちをリスペクトせよ」より
⑤自分の体をすみずみ触ろう
⑥「week3:生命力を理解し 方向性を定める」より
⑦『人生の目的』を書き出す
2020.05.06配信
week 4「カラダのドラマを読む」より
【治らない人】
治らない人、体が変わらない人には特徴があります
①自分が得てきた健康情報で頭がパンパンで、自分自身の体が見えてない
〇〇が体に良いらしい、△△は食べちゃだめらしいなど「一般論」の健康情報ばっかりに気を取られて、自分の体と向き合っていない
大切なのは個別性、個体差を知ること
「パンダには笹、コアラにはユーカリ、ライオンには肉」です
②ただ祈るだけ
自分は何もしないで神頼み、というタイプですね
人任せで「元気になりますように」と願っても、残念ながら体は変わりません
治りたい、元気になりたいと思うなら
「健康」を自分の生活にまで落とし込んで、少しずつ変えていかないと体は変わりません
治る人、元気になれる人は考え方や発言内容も自然と変わってくるものです
【カラダの成長とは】
(まずは画伯の絵をご覧ください 笑)
子供から大人に成長するというのは
①の絵のようにパッと「変わる」わけじゃなくて
②のように連続性を持って、少しずつ大きくなっていきますよね
③の木の年輪が1層ずつ増えていくように、少しずつ大きくなります
そして、木の年輪は日照条件やその時の栄養状態によって幅が違います
ひとの体も同じ
例えば、
捻挫をした足としなかった足では、そこにかかる負担や栄養状態が変わりますよね
そうすると、その年の伸び方(成長の仕方)に微妙なズレが生じるでしょう
それが「ひずみ」です
その小さなひずみを抱えて成長していくと、捻挫をした側の膝としなかった側の膝とか、股関節とか、腰とか、、、ほかの体の部分にもひずみが出る
捻挫をしたときは、数日で痛みは消えて「治った」と感じているかもしれませんが
成長しながらそのひずみが大きくなっていくことがあります
そういえば、左の足首よりも右の足首が少しむくんでるな
とか
足首をくるくる回したときに、ちょっと引っかかる感じがする
とか
そういうアンバランスを抱えて生きている、ということですね
こういう「ひずみ」が、今の体にも影響しているんじゃないか??
と、考えます
【健康と不健康の分岐点】
腰痛で鍼灸治療を受けに来た人がいたとします
その方の、腰だけ治療して帰らせていいのでしょうか??
動画配信をしてくれた髙橋先生の症例から
腰痛で治療に来た方は1年前にヘルニアの手術をしています
3年前にはぎっくり腰を経験しています
よくよくお話を聞いていくと、小学生のころから
洗面所で前かがみになる姿勢が苦手だったそうです
どこかのタイミングで、健康の道から大きく外れて不健康まっしぐらになっていました
こんなかんじです
いまの腰痛の痛みを改善しても、また何か起きそうな気がしますよね
こういう方は不健康ラインに向かってしまった分岐点を探して
そこを解消しないといけません
そんなわけで
次回はこの、分岐点を探す「カラダのドラマを読む」お話です
【短くまとめるコツを誰か教えて・・・】
南の谷の鍼灸院 南谷望