通院のペースが知りたい
こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です
数年ぶりに合った友人に鍼灸師になった報告をしたら
「鍼灸とか興味なかったけど、のんさんの鍼なら受けてみたいな」
と言われ、それはそれは美味しいビールが飲めました(笑)
そこで聞かれたのが
「通うとしたらどのくらいのペースなの?」
これって結構気になりますよね
「〇回で治ります」
なんて謳っている治療院もあるみたいですが
わたしは
「まずはみせてもらわないと何とも言えません」
と伝えます
(なんか、すみません)
理由は・・・
①その人の抱えているやまいの深さによる
②日々の生活の影響をどの程度受けているかによる
③不調を起こす原因を取り除けるかどうかによる
④自分の体調のゆらぎに気づけるかどうかによる
個人的には③がポイントで
「元気になるためなら生活を改めます!」
という人は、症状が落ち着いてきたら1~2か月に1回程度で十分ですが
「仕事のやり方は変えられないし、趣味も嗜好品も我慢したくない!生活は変えずに身体は何とかしたい」
という人は、不調になる坂道を転がる前にこまめに治療したいので毎週来てもらいます
(ちなみに私はこのタイプ。無精者ですみません。)
それから②と④を自分でしっかりキャッチできる人は
勝手に元気になってくれます
なので、私も治療やブログを通して
自分で自分を元気にできる人をどんどん増やしたいと思っています
【目指せ!鍼灸いらず!!】
(同業者に怒られそう~)
ということで、出会ってしまった最強(かもしれない)の本
(↑Amazonのリンク貼りました)
私の行う『積聚治療』という治療法を作った
小林詔司先生の最新本です
日常生活で身体を疲れさせる原因と
元気に毎日過ごすための養生法が詰まっています
鍼灸治療を受けるだけでなく
日常生活を見直して元気になりたい方
患者さんに養生指導したいんだけど
具体的にどう伝えたらいいか悩んでいる鍼灸師の方
必見です!
【今日のまとめ】
鍼灸院への通院ペースは
まずは身体をみないと何とも言えませんが
『あなたの養生次第』だったりしますよ~
【昨日はお誕生日でした!サンキュー!!】
南の谷の鍼灸院 南谷望
鍼灸治療って痛い?熱い?
こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です
出不精なアットホーム鍼灸師のわりに院外での活動が活発化していて、ブログに書きたいことはたくさんあるのになかなか書けていません(2週連続で同じような言い訳・・・ごめんなさいっ)
今日は、前回のブログでもちらりと触れた
【YouTubeアニメ動画】
についてです
太鼎堂鍼灸院の院長に自由に話してもらった音声をもとに
動画クリエイターさんにアニメーションを作っていただきました
(第2弾も公開準備中です)
太鼎堂鍼灸院のYouTubeチャンネルで見られます
(↑こちらをクリック)
「鍼灸師になったよ」と報告すると、まず言われるのが
「鍼って痛い?お灸って熱い?」
そして次に
「ぎっくり腰になったらよろしくね!」です
・・・え?
ぎっくり腰、なりたいですか?
ぎっくり腰にならない人生を歩みたくはないですか??
と、常々思うのですが
世間の印象はまだまだ
「何かあったら治してもらう」
「鍼灸は肩こり腰痛に効くらしい」
といったところでしょうか
本当に大切なことは、今の身体ができるまでのドラマを振り返って
元気なカラダを取り戻し、それをキープすることにあります
鍼灸治療は悪くなった時の応急処置としてだけでなく
毎日を元気に過ごすための手段になるものなんですよ
このアニメ動画では
「鍼灸治療は気になるけど、勇気が出ない」
という方に
「ちょっと受けてみようかな」
と思ってもらえるきっかけになれば、という願いを込めて作りました
みなさんのご家族やお友達にも広めてもらえたら嬉しいです
鍼灸院や整骨院など、同業者の方も
ぜひ患者さん説明の一端としてお使いいただけると幸いです
【美容院やネイルサロンに行くように、鍼灸が身近になりますように】
南の谷の鍼灸院 南谷望
元気lab「カラダの取説」⑮
こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です
このところ、ブログの更新が滞りがちですみません!
サボってるわけじゃ無いんですが
鶴見の太鼎堂鍼灸院(火曜日に治療してます)で
「鍼灸治療に興味はあるけどよくわからない」
という方に向けたYouTube動画を作っていて
そちらの作業がやっと落ち着いてきたら
次は自分のインスタでも健康情報を出していこう!!
分子栄養学の勉強も楽しいし
治療の勉強会も充実してきたし
もちろん日々の治療にも全力投球で・・・
と、いろいろ同時進行していたら、見事にあっぷあっぷです(笑)
こういう時は、自分のカラダの声を聞き逃してしまって
体調を崩しやすいものです
そんな私のために
・・・じゃなくて(笑)
そんな充実の日々を過ごしている方が
『自分で自分の元気をコントロールできるように』
1年前にFacebookで配信されていた
元気labをまとめてお伝えしているシリーズです
前回は、
「元気棒で刺激をしたあとに、痛みが出ることはある?」
「ストレスでのぼせが起きている時のセルフケアは?」
の質問にお答えしましたね
今日は
「week7 指標あれこれ」の本題です
【指標とは】
体に起こっている「異状」のことです
触って痛い、硬い、冷たいなどもそうですが
「働きの異状」も指標になります
これは
・循環が悪い
・消化がうまくいってない
・頭が冴えない
など、目に見えない、触って確認できないことも含まれます
そして、体の異状には
①自分で気づいているもの(自覚してるもの)
②自分で気づいていないもの(無自覚のもの)
があります
前回の質問にあった
「元気棒をしたら痛くなかったはずのところが痛くなった」
なんていうのも、無自覚だった痛みを自覚した例ですよね
今後、元気になっていくためには
『②無自覚の異状』を減らして『①自覚できる異状』にしていくことがポイントです
【アクションプラン(やってみよう!)】
自分を毎日観察しよう!!
以下の《1》〜《5》から、観察しやすいものを選んで
『毎日チェック』しましょう
(どれかひとつだけでもOKです)
《1》便
形、回数、色、におい
排便時のスッキリ感も目安にするといいです
《2》尿
回数、色、におい、泡立ち、一度に出る量、残尿感など
夜中にトイレに目覚めるのは、体の芯が冷えて、尿を体にとどめる力が弱いと考えます
《3》睡眠
寝付き、眠りの深さ、夢、寝覚めの良さ
「あーよく寝た!」とスッキリ起きられるのが理想
《4》やる気
《5》精神的なゆらぎ
落ち込みやすい、怒りっぽい、家庭や職場で相手に優しくできるか
「心の揺らぎ」「精神の不安定」は『こういう性格』ではなく『生命力の低下の指標』です
思い通りにいかない時に感情的になるのか「なるほど、そう来たか」と冷静に見られるかの違いは生命力の高さに左右されます
《4》と《5》は分かりにくいかもしれませんが
「10段階」とか「%」に数値化してみると観察しやすいです
こうやって観察をしていくと、自分の体調と指標がリンクしているのがわかります
「最近は肩こりも頭痛も無いし、けっこう元気なんだよな〜」
→こういう時って、よく眠れているしお通じも快調だったりします
ということは
寝付きが悪かったり、便秘がちな日が続く
→そろそろ肩こりや頭痛が出てきてもおかしくないよな
と、予想がつきます
東洋的なものの見方で全身を見るということは
寝付きも、便も、尿も、メンタルも全部一緒に変化している
と知ることです
そういうことを意識してみていくと
「そういえば最近あんまりイラっとしないかも」
「なんかやる気が出て、新しいことに手を出したい」
「毎日スッキリ便が出てる気がする」
ということを根拠に
「ちょっとずつ元気に近づいてるぞ」と気づいてあげられるようになりますよ
【治療の勉強会で大失敗!の夢で目が覚めました】
南の谷の鍼灸院 南谷望
毎日のメニューに困ったら
こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です
分子栄養学の勉強が進んできて
自分の体調や傾向を客観的に見られるようになってくると
低血糖で低栄養→食事は抜かずにちょこちょこ食べた方がいいタイプ
という事がわかってきました
そうすると、ぶつかる壁が
「1日3食のメニューを考えるのがしんどい!!」
です(笑)
もともと料理は好きなので
前日の夕飯を多めに作って、翌日のお弁当も兼用
ってやってたんですが
さすがに3食同じ内容は避けたいし
主食よりおかず好きなので、副菜もいろいろあると楽しい
でも、ついつい使いやすい食材ばっかり買ってしまい
気づけばいつも同じような味付け・・・
そんなマンネリから抜け出すには
『旬の食材にとにかく手を出す』
『「これ、どうやって使うんだ?」食材を買ってみる』
そして、YouTubeやインスタからアイディアをもらう!
(便利な世の中じゃ~)
最近のヒットはこちら↓
柿と大根の紅白なます
と
きのこのパテ(右奥)
スーパーにも柿が出始めたけど、まだちょっと硬い
そんな時におススメ
きのこも秋の食材なのでたっぷり食べたいです
(最後にざっくり作り方載せときますね)
季節のものは、その時期の体と相性がいいですし
年中手に入る食材でも、旬のものは栄養価が高いことが多いですね
日ごろからいろんなレシピサイトを眺めていると
旬の食材を取り入れたメニューが出てくるので
発想が広がりますよね
みなさんのおすすめ肴レシピとか
おすすめレシピサイトとか
ぜひ教えてください~
【ざっくり作り方】
①柿と大根のなます
それぞれ千切りして大根は軽く塩もみして置いておく
出てきた水分をふき取って
塩こうじとお酢で和えて
最後に柿を混ぜる
柿の甘さでお砂糖いらずです!
②きのこのパテ
きのこ3種類くらいをみじん切り
(しめじ、まいたけ、えのきで作りました)
みじん切りしたにんにくをたっぷりのオリーブオイルでじっくり温めてきのこ投入
きのこがしんなりしたらアンチョビと味噌ちょっと入れて炒める
香りが飛ばないように過熱しすぎに注意
パンにもおにぎりの具にもお肉ソテーのトッピングにも!
【栄養学とか言ってるけど、美味くてなんぼでしょ】
南の谷の鍼灸院 南谷望
東洋医学の「精・気・血・水」
こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です
一般向けの漢方薬で有名なKracie(クラシエ)さんのHPに
「からだかがみ」という漢方の体質チェックがあり
試しにやってみたら、ズバリ的中でした(笑)
(最後にリンク貼っときますね♪)
(回し者ではない)
と、いうことで
今日は東洋医学の基礎のお話をしましょう
【精・気・血・津液(しんえき)】
これらは、生命を維持するために不可欠な体内の物質です
【精】体を作るもとになる、エッセンスのようなもの。ここから気や血も作られる。
先天の精(両親から受け継いだもの)と後天の精(食べたものから得られるもの)に分けられます。
例えば『生れたときは瀕死の状態で幼少期は病弱だったけど、大人になるにつれて丈夫になった』
なんていう人は、先天の精の不足を後天の精で補えた、と考えます
【気】体を構成するものでもあり、全身を駆けめぐるエネルギーそのものとも言える。
体を働かせる原動力、血液とともに全身をめぐる体の栄養分、そして免疫のチカラ
また、体内の物質をおし動かすチカラや温めるチカラも『気』です。
気の量が少ないとエネルギー不足の「気虚」
体のすみずみまでうまく循環せずに、どこかで渋滞してしまうと「気滞」
【血】(「けつ」と読みます) 脈管を通る赤い液体。『栄養の気』と『精』と『津液』からできていて、全身を滋養する。
体の組織・器官に栄養を届けるだけでなく、精神や意識にも大きく影響する。
血が不足すると栄養不足の「血虚」
流れがよどんで渋滞すると「血瘀(けつお)」(よどんだ血を「瘀血」という)
熱の影響を受けると「血熱」
【津液】体内にある正常な水液(一般的には【水(すい)】とだけ言うこともありますね)
血を構成するもの以外は、脈外をめぐって全身に分布する。
体を潤したり、滋養している。
「津液不足」になると、体表や器官は乾燥し、便や尿の水分も減る
津液の流れが停滞、凝集して働きを発揮できなくなったものが「痰湿」
ひとの体の中をめぐるものは、すみずみまでいきわたり
ぐるぐると循環しているのが元気な状態です
何かが足りなかったり、同じところに留まっていると
いろいろな不調が生まれます
そして、この不調は「体質」(こういう不調が起きやすいタイプ)を指すこともあれば「その瞬間の状態」「症状」だけを示すこともあります
つまり
「あなたは気虚です!」とか
「あなたは血瘀タイプです!」と
言い切ることはできません
気虚が原因で気滞が起こることもありますし
気滞が原因で血瘀になることもあります
自分の体調をとらえるときには
「こういう方向に体が傾きやすい」という傾向と
「今の症状の原因はこれかな」という状態の把握をして
決めつけすぎずに広~く眺めるのがポイントです
【KracieさんのHP】
ここでは
気虚・血虚・陰虚・気滞・瘀血・水滞
の6タイプに分かれています
陰虚は陰液(血・津液・精)の不足
水滞は津液の滞り(痰湿)
と考えます
ちなみに私は『陰虚』タイプなんですが
このサイトのいいところは
タイプを一つに決めつけていないところです
最後までみてみると、他にも当てはまる体質を紹介してくれています
そうそう!
陰虚はもちろんそうなんだけど
気血両虚のエネルギー不足タイプなんですよ~
なので、後天の精をしっかり取り入れるのが課題です
「60秒チェック」というくらい簡単なので、やってみると良いですよ
結果を教えてくれたら、補足説明いたします!
【飲んだ翌日は痰湿、生理前は気滞→血瘀の私です】
南の谷の鍼灸院 南谷望
元気lab「カラダの取説」⑭
こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です
みなさん「センキョ割」って知ってますか?
→一般社団法人 選挙割協会さんのHPはこちら
私も昨日来てくれた方に聞いて、初めて知りました
投票所で自撮りした写真or投票済み証明書がクーポンになって、対象店舗で使えるというしくみ
都道府県をまたいでも使えるんですって
なにそれ、おもしろ!!
(もっと早く知ってたら、お店として参加したかったなー)
そういえば昔
「選挙の日ってウチじゃなぜか 投票行って外食するんだ~♪」
って歌もありましたね(笑)
さて今日は
元気labシリーズです
→今までの投稿はコチラ
2020/05/27配信
「week7 指標あれこれ」より
week6「生命力の捉え方」の配信を観た方からの質問から
Q1:元気棒でトントンした後、はじめは痛くなかったはずのところが痛くなることはありますか?
→あります!実は、普段の治療でもこういう事はよく見られます
・生命力が低下する
→指標(体の異状)が増える
・生命力が回復する
→指標(体の異状)が減る
とお伝えしていますが
元気棒や鍼灸治療など、刺激を受けた後に指標が増えたときに考えられることは二つあります
①やまいが進んだ
②元気に近づいた
真逆のようですが、よくあります
だいたい②のことがほとんどです
元気棒をした後に痛いところが出てきた人は
「今までが、痛みを感じる感覚が弱っていた(感覚が鈍くなっていた)」
痛覚や触覚、他にも味覚嗅覚など、感覚を生じさせる力も『生命力』です
つまり
もともとそこには痛みを感じるものがあったのに
それが認識できないくらい生命力が低下していた
↓
鍼灸治療や元気棒の刺激を受けて生命力が回復して
異状がある場所の痛みを感じられるようになった
という事ですね
もっと生命力が回復すると、その痛みも消えていくものです
Q2:夫が仕事の忙しさとストレスで頭が熱くなり、顔がこわばることがあります。冷えピタを貼ってみても改善せず、ホームケアとしてできることはありますか?
→のぼせが起きているようなので「熱い頭を冷ます」というより「全身の熱を混ぜる」という刺激をしてみましょう
目や頭を使いすぎたりして
・首から上が熱い感じがする
・めまい
・耳鳴り
・頭痛
など、体の上の症状が出るときに、頭のてっぺんに掌をのせてみてください
次にその掌を前後左右にずらして比較してみると
頭のてっぺんがもわっと熱い→のぼせのサインです!
こんな時に、手足の温度と比べてみると
頭 →熱い
手足→冷たい
になっていませんか?
元気lab③「冷え・のぼせ・ほてりのセルフケア」でもお伝えしましたが
体の芯の冷え、内臓の疲れ(弱り)があると
なぜか体は手足の付け根(肩や股関節)のあたりをギュッと固く閉ざして
体幹の循環を優先しようとします
すると、手足に行くはずだった体のエネルギー(あたたかい「気」)は頭にばかり集まってしまいます
お風呂に溜めたお湯と同じで、上が熱くて下が冷たい状態になりますね
これがのぼせの状態です
この状態で頭に冷えピタを貼ってもなかなか効かないのは想像できましたか?
「頭が熱いから頭を冷やす」ではなくて
「体の熱が循環していないので、全身の熱をかき混ぜる」が正解です!
体の熱を循環させるチカラも『生命力』です
生命力を上げるには
ご存じ!《元気棒》ですね!!
今日のポイントは
【遠いところに刺激をする】
手足の先を中心にとんとん刺激をしてみます
頭に集まった気のエネルギーに
「ここは空いてますよ~」「こっちまで降りておいで~」と呼んであげます
片頭痛が「右側」に出ているときは「左足」
というように、上下左右でなるべく遠くです
夜に寝付けないお子さんも、のぼせが原因のことがよくあります
頭を触って熱がこもっていたら
優しく手足をにぎにぎと揉んだり、腕や足を末端に向けてさすってあげたりすると良いですね
のぼせは熱のかたより
熱いところを冷やすより、全身を混ぜるイメージで
遠いところに刺激をしましょう
今日のタイトルの「指標あれこれ」については
また次回お伝えしますね
【娘の腕に元気棒したら咳が弱まったよ、と言われました~】
南の谷の鍼灸院 南谷望
発酵三兄弟
こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です
私がハマっていてたびたびご紹介している
「塩こうじ」「醤油こうじ」に
この度、仲間が増えました
「醤(ひしお)」です
手前のちょっと大粒の子です
発酵マイスターの友達から頂きました!
(塩こうじと醤油こうじは自作です~)
塩こうじと醤油こうじは「米こうじ」を塩水や醬油に漬けて作りますが
ひしおは「豆こうじ」「麦こうじ」を醤油に漬けて作るそうです
(だから粒がちょっと大きいんですねー)
食べ方は
醤油味に合うものなら何でもいける!
冷奴や卵かけご飯のトッピング、野菜スティックのディップ
ほうれんそうのお浸しにもよく合いました
ちなみにこんな食べ方もアリですよ
どどーん!
ステーキです!!(牛肉赤身うまうま~)
発酵三兄弟にワサビと豆板醤も加えて
食べ比べしました
ちなみに、豆板醤も手作りで
材料の一つに「ひしお」が入っているので、お腹の中で「こうじ祭り」が開催されました(笑)
麹にはたくさんの「酵素」が含まれていて消化吸収を助けてくれます
(→お味噌のマルコメさんのHPがわかりやすい)
「カラダのためにタンパク質を摂ろう!」
と思って、お肉をもりもり食べるのはとっても良いんですが
タンパク質を分解して吸収するのにもエネルギーが必要で
ちゃんと吸収できなかったタンパク質は
未消化タンパクとして腸を傷つけてしまいます
体に良さそうな物、栄養豊富な物を
ただ口から放り込めばいいってわけではありません
消化の鉄則は
体温に近い温度のものを
いろんな食材を組み合わせて
よーく嚙んで
楽しく食べる!!
毎日の食事や味付けってワンパターンになりがちですよね
「最近食べておいしかったもの」を友達とシェアして
普段使わない食材や調味料を試してみると、腸内環境も変わるのでおススメです
【自家製甘酒を作るためホームベーカリーを買いました】
南の谷の鍼灸院 南谷望
東洋医学はファンタジーか学問か
こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です
随分とお堅いタイトルではじまりました(笑)
今日は12月並みの冷え込みだそうですが、みなさんお元気ですか?
私は昨日、狛江の鍼灸院で大師匠にあたる先生の治療を受けて、午後にはちょっくら往診をし、夕方から鶴見の太鼎堂鍼灸院で研修を受け、今朝は朝ヨガやって、、身も心もすこぶる元気です!!
【太鼎堂の院内研修】
毎週火曜は南の谷の鍼灸院をお休みにして、鶴見の太鼎堂鍼灸院で治療をしています
→ホームページはこちら
そこで、スタッフ育成(レベルアップ!)のための院内研修が始まりました
内容があまりにディープで最高だったので、そこで感じたことを少しお話したいと思います
(今日は鍼灸師向けのお話かも)
【東洋医学はファンタジーか?】
東洋医学の考え方で身体を診るというのは
見えないチカラを、物(見えている身体)をとおして理解していくことです
・足のツボに鍼をして胃の調子が良くなった
・手首のツボにお灸をして咳が治まった
こういうのは、何千年も前からの経験の積み重ねですね
では、同じツボに同じ道具を使って刺激をしているのに
あの大師匠先生と私で、効果に違いが出るのはなぜなのか?
ここを説明できるかどうかが
ファンタジーと学問の分かれ道なんだと思います
【学問ならば学んで習得できる】
東洋医学を語るうえで「気」の概念は無視することができないので
ここはやはり「気」をどれだけ扱えるか、というところにかかってくるようです
(「そもそも『気』とは?」の話は、今日はしませーん)
(「『気』とかいう時点でファンタジーじゃん」と思う方は、ここから先は難しいかも)
体調がよかったり、良いことがあった日なんかに
「今日は良い治療ができそうな気がする」
「今日の治療はなんか感触が良かったな」
と感じることがあります
ただ、これがいつでも発揮できなければ、ただのラッキーパンチになっちゃいます
調子のいい日に来た患者さんはラッキーで
そうじゃない日に来たらハズレ・・・ってわけにはいかないので
私たち治療家は、安定して良いパフォーマンスができなければいけませんよね
気を扱う
集中力を最大限に高める
それをいつでも出せるようにする
それはテクニックであり、習得するためには練習が必要
【呼吸の練習】
集中力を高めることは、潜在意識にまで及んで
患者さんのカラダを五感で感じ、鍼をしながら変化を読み取っていく
その入り口として
まずは自分の呼吸を意識して、気の流れをとらえる訓練をしました
(これはもう、完全に『全集中の常中』を目指す行為 笑)
まだまだイメージしたところに呼吸を持っていけなくて、何度も何度も練習してますが
これができるとできないとでは、治療中の効果だけでなく治療後の「もち」が変わってくるんだとか
【東洋医学は学問である】
『気』の話って、どうしてもふわっとしたファンタジーに行きがちですが
こうやって師匠から弟子へ、先輩から後輩へと伝えていくことができれば
学問としてもっと広まっていけるんだと思います
「なんかツイてる!」
「お前もってるなー」
ってときは
気の流れがうまくいってるときなんですって
【私の人生、結構ツイてます】
南の谷の鍼灸院 南谷望
元気lab「カラダの取説」⑬
こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です
先日、小学1年生の女の子とそのママさんが鍼灸治療を受けに来てくれました
子どもは気の動きが盛んで、安定しにくいものです
熱が出たかと思うとすぐに下がってケロッとしてたり
ギャン泣きしてたと思ったらもう笑ってる、とかもそうですよね
お子さんの鍼灸治療は「腹八分」くらいで止めるのがポイントで、やりすぎは禁物です
そのため、ママさんたちにはお家でのケアのポイントなんかをお伝えしているんですが
ここのブログで紹介している『元気棒』のつかい方をお伝えしたら
なんと、娘さんがお家で「まっさあじ屋さん」をオープンしてくれたそうです!
泣けるーーーー
自分で自分を元気にできる
自分の家族を元気にできる
そんな人が一人でも増えますように!という願いを込めて
元気labシリーズです
→バックナンバーはこちら
前回は、
生命力についてのルールを整理して
・生命力が下がると体にいろんな異状があらわれる
・力は見えないので、目に見える「物」を通して生命力の状態を見よう
という話をしましたね
今日は「異状」の見つけ方をお伝えします
【今日はこの言葉を覚えてください】
体に現れる異状
生命力をとらえるチェックポイントのことを
指標(しひょう)
と言います
(ここテストに出まーす 笑)
【指標を意識して体を触ろう】
いままでにも、「カラダを触って硬さや冷たさに違いがあるか」を見てきましたね
これは、指標をとらえる練習でした
自分のカラダをチェックする指標をたくさん持っていれば
「今日、ここはok」「ここはちょっとおかしい」とみていって
すべての指標を総合して判断すると「昨日より今日の方が元気だな」「昨日より調子悪そうだな」がわかってきます
・冷え、熱感
・かたさ、張り、コリ、ゆるすぎる(ふにゃふにゃと力がない)
・色〈赤み、青白い、黒ずみ、紫がかっている〉
→赤ら顔や青白い顔、腰が黒ずんでる、唇が紫などなど
・動作不良(バンザイしたら片腕だけ上がりきらない、首を左右に倒すとイタイ、手足の指をぐーっと握ると曲がり切らないなど)
・精神的な問題(気持ちの波が大きい、落ち込みやすい、ハイになりすぎる)
ほかにも「花粉症、不眠、腰痛、咳、生理痛、、、、」気になる症状があれば、すべて指標です
触ってわかるものから、目に見えるもの、心のうちに感じるものなど、すべてが生命力をあらわしています
【アクションプラン】
何でも指標になると言われても、どこから手を付けていいのやら・・・
となると思うので、これから数回に分けて、いろんな指標の見方をお伝えしていきます
今日のアクションプランは『足の異状を見つけよう』
ポイントは
「冷え」「熱感」
「痛み」「かたさ」「むくみ」
左右の足で比べて、違いを感じてみましょう
「イタ気持ちいい」も指標になります
足首から先をチェック!
足の裏、足の甲、指、くるぶし(内・外)など
親指の先でギュギュっと押してみましょう
足の裏や足の甲は指の骨の間
足首はくるぶしやかかとの骨をぐるっと一周
足の指は爪の付け根や、指の間の水かき
なんかが反応が出やすいポイントです
足指の間の水かきは、足の表と裏→陰陽が交わるところなので要チェック!
足首を押して痛い人は、昔の捻挫の古傷が残っているかもしれません
左右の差をチェックしたら
(足に直接ペンでしるしをつけたりしてみて)
またまた登場!元気棒!!
気になるところにやってもいいんですが、今日はあえて「腕に」トントンします
指標から遠いところに刺激をすることで、気になる場所だけでなく、全身(生命力)に影響が出るのを感じてもらいます
しばらくトントンして、腕が気持ちいいなぁとか、ちょっと力が抜けるとか、体が温まる感覚とか、何か感じたら足の指標をチェック!
どうですか?
変わったところはありましたか?
はじめはわかりにくくても、続けていくうちにわかるようになります
触って異状を見つける「触診のチカラ」が育ってくるのです
指標をとおして生命力が上がってるのか下がってるのかわかるようになれば
「一般論の健康情報に踊らされる」ことから卒業できます
「納豆は体に良いらしい」
「毎日運動した方がいいらしい」
「お酒は控えた方がいいらしい」
本当にそうですか?
その刺激、自分のカラダに合ってますか??
自分に合った健康プラン=カラダの取説を作りましょう!
【私もまだまだ模索中!!】
南の谷の鍼灸院 南谷望
東洋医学✕分子栄養学
こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です
コロナ禍の巣ごもり生活で外食がほぼなくなり
毎日の食事について考え始めたころに
《東洋医学✕分子栄養学》という言葉に出会いました
島田力(しまだつとむ)先生が広めています
→島田先生のブログやYouTubeチャンネルはこちらから見られます
この先生は鍼灸治療家としての活動だけでなく
分子栄養学と東洋医学を掛け合わせて食事・生活指導をしたり
鍼灸学校で使う東洋医学の教科書を執筆しているちょっとすごい先生です
私も今年の春から島田先生の年間セミナーで
≪東洋医学✕分子栄養学≫を学んでいます
【分子栄養学とは】
ライナス・ポーリングという医学博士が命名した
「オーソモレキュラー」という医学です
からだに不足している栄養素を調べて、不足の根本原因を探り
最適量を投与することで病気の予防や治療をするものです
分子栄養学を用いた治療法が広まっていく中で流派のようなものが分かれていったようで、今ではいろんな考えを持った人が「分子栄養学」をうたっているのが現状です
そのせいか
「分子栄養学」で検索すると「_怪しい」「_トンデモ」なんてワードが出てきてしまったりします(笑)
【分子栄養学が怪しいと言われる理由】
「あなたはタンパク質不足だから、プロテインを飲みなさい」
「貧血には鉄サプリ!」
「このビタミンが足りてないからビタミン剤!」
このように、表面に出てきた不足データに対して単純にサプリを飲ませる
なんていうのはナンセンス
分子栄養学の知識をうまく使えてないために、効果が出ず
「効かない」「怪しい」「サプリ買わされた」
ってなっているんじゃないかと予想できます
(個人の見解ですが)
【東洋医学との相性】
例えば
「タンパク質不足」の検査結果があったときにプロテインを飲ませるのは
肩こりの人の肩を揉んだり、腰痛の人の腰にだけ鍼をするのと同じです
症状に対応するのではなく
原因を突き止めて対応するのが
東洋医学の「本治(根本を治す)」と同じ考え方ですね
なぜ、栄養の不足が起きてしまったのか
今のカラダは、不足したものを外から入れたら受け取れる状態なのか
しっかり見極めることが大切です
だからこそ、鍼灸師が分子栄養学を学ぶ意味があり、強みでもあります
【そんなわけで、学んでいます】
冒頭に紹介した島田先生のブログで
「最新版!分子栄養学を独学するならこの12冊が超おススメ」
こんな記事があり・・・
買いましたよ!12冊!!
読書の秋ですしね
ガンガン読みますよ~
・・・と、言いたいところですが
最新版、ということは、、あるんですよ、その前が
1年前にアップされた記事がこちら↓
「分子栄養学を本で独学するならこの13冊がおススメ」
昨年末にドカッと買いましたが
まだ7冊目と8冊目の途中・・・(泣)
年明けには、最新版に着手できるよう頑張ります!
5冊目の「うつぬけ食事術」は読みやすいのでおススメです♪
最初の13冊を読み終えたらレビュー書きますね~
【尊敬する先生たちはみんなめっちゃ読書家】
南の谷の鍼灸院 南谷望