8月29日(日)~31日(火)までお休みします
こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です
今日は臨時休業のお知らせです
タイトルの通り
8月29日(日)~31日(火)までお休みします
南谷家、北海道札幌本部にて
家族みんなに治療してこようと思います!
2020年のお正月に帰省して以来、ずっと帰れてなかったのですが
これ以上放っておくと、かわいい甥っ子姪っ子がどんどん大きくなってしまうんです
(ずっと可愛いけど、今しかない可愛さってありますよね)
緊急事態宣言も出ていますし
県をまたぐ移動はどうなのかというご意見もあるかと思いますが
リスクだけでなく、それによって得られる(与えられる)刺激を考えて決断しました
行くからには、鍼灸治療道具も一式持参して
みんなを元気にしてこようと思います
(とか言って、実家天国でぐうたら過ごすだけになりませんように・・・)
9月1日(水)からは通常営業です
お休みの前後は少し予約がたて込んできましたので、お早めのご予約をお待ちしています
新芽みたいなちびっ子たちが、こーんなに大きくなる前に
しっかり見届けたいと思います
(写真は火曜に治療しに行っている横浜市鶴見の太鼎堂鍼灸院)
【鍼灸師あるある 家族は意外と治療を受けたがらない】
南の谷の鍼灸院 南谷望
Wコウジとタンパク質
こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です
またしてもふざけたタイトルをつけてしまった
・・・放課後電磁波クラブじゃないよ(わかる人は世代が近いかも)
前に「こうじに夢中」というブログで
手作り醤油こうじをご紹介しましたが
今回こそは、初志貫徹!
塩麹づくりです
乾燥こうじ、塩、水を混ぜて
1日1回清潔なスプーンで混ぜます
この季節は発酵が進みやすいので1週間くらいで完成!
それでも醤油麹よりはちょっと遅かったかな?
もこもこしてきました
・・・かわいい(笑)
ふたつ合わせてWコウジ☆
(醤油麹はかなり減りました~)
混ぜて放置で大量に作れるので
料理に使う時は惜しげもなくじゃんじゃん使えます!
インスタで見つけた「塩麹の鶏つくね」
・鶏ひき肉200g
・玉ねぎ1/4個(みじん切り)
・塩麹大さじ2
・生姜みじん切り
混ぜて焼くだけの最強レシピが美味しすぎて
写真撮るの忘れました(笑)
手軽にお腹を満たそうと思うと
ご飯やパン、麺類などの炭水化物(糖質)が多くなって
ついついタンパク質不足になりがちです
また、タンパク質はせっかく食べても
消化にとっても手間がかかり
うまく取り込めなかったり、未消化のタンパク質として
カラダの負担になることもあります
なので、ひき肉+発酵(塩麹)で吸収しやすい形で入れてあげると
カラダも喜ぶ健康メニューになりますよ
【タンパク質】
働きによって分類すると
「構造タンパク質」と「機能タンパク質」に分けられます
①構造タンパク質・・・カラダを作るものたち
筋肉や骨、皮膚や髪の毛などカラダを形作っています
②機能タンパク質・・・カラダを動かすものたち
消化酵素やホルモン、免疫にかかわる物質や栄養の運び屋さん
そして、エネルギー源になることもできます
タンパク質と野菜は大事!糖質と脂は敵!!
って事ではなく、どんなものにも大切なお役目があるので
いろんなものをちょこちょこ食べて
美味しく元気になりましょう
【健康オタクじゃありません 美味しいものが好きなだけ】
南の谷の鍼灸院 南谷望
元気lab「カラダの取説」⑧
こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です
タブレットにペンで手書きすることを覚えて
セミナー資料への書き込みや、思いついたことを書き留めておくのにとっても重宝しています
アナログ人間のペーパーレス革命!!
さて今日は1年前にFacebookで配信されていた
【元気lab カラダの取説作り】を振り返るシリーズです
これまでの投稿はコチラ↓
①カラダの取説を持つということ
②「week1:自己変革の準備」より
③冷え・のぼせ・ほてりのセルフケア
④「week2:いのちをリスペクトせよ」より
⑤自分の体をすみずみ触ろう
⑥「week3:生命力を理解し 方向性を定める」より
⑦『人生の目的』を書き出す
2020.05.06配信
week 4「カラダのドラマを読む」より
【治らない人】
治らない人、体が変わらない人には特徴があります
①自分が得てきた健康情報で頭がパンパンで、自分自身の体が見えてない
〇〇が体に良いらしい、△△は食べちゃだめらしいなど「一般論」の健康情報ばっかりに気を取られて、自分の体と向き合っていない
大切なのは個別性、個体差を知ること
「パンダには笹、コアラにはユーカリ、ライオンには肉」です
②ただ祈るだけ
自分は何もしないで神頼み、というタイプですね
人任せで「元気になりますように」と願っても、残念ながら体は変わりません
治りたい、元気になりたいと思うなら
「健康」を自分の生活にまで落とし込んで、少しずつ変えていかないと体は変わりません
治る人、元気になれる人は考え方や発言内容も自然と変わってくるものです
【カラダの成長とは】
(まずは画伯の絵をご覧ください 笑)
子供から大人に成長するというのは
①の絵のようにパッと「変わる」わけじゃなくて
②のように連続性を持って、少しずつ大きくなっていきますよね
③の木の年輪が1層ずつ増えていくように、少しずつ大きくなります
そして、木の年輪は日照条件やその時の栄養状態によって幅が違います
ひとの体も同じ
例えば、
捻挫をした足としなかった足では、そこにかかる負担や栄養状態が変わりますよね
そうすると、その年の伸び方(成長の仕方)に微妙なズレが生じるでしょう
それが「ひずみ」です
その小さなひずみを抱えて成長していくと、捻挫をした側の膝としなかった側の膝とか、股関節とか、腰とか、、、ほかの体の部分にもひずみが出る
捻挫をしたときは、数日で痛みは消えて「治った」と感じているかもしれませんが
成長しながらそのひずみが大きくなっていくことがあります
そういえば、左の足首よりも右の足首が少しむくんでるな
とか
足首をくるくる回したときに、ちょっと引っかかる感じがする
とか
そういうアンバランスを抱えて生きている、ということですね
こういう「ひずみ」が、今の体にも影響しているんじゃないか??
と、考えます
【健康と不健康の分岐点】
腰痛で鍼灸治療を受けに来た人がいたとします
その方の、腰だけ治療して帰らせていいのでしょうか??
動画配信をしてくれた髙橋先生の症例から
腰痛で治療に来た方は1年前にヘルニアの手術をしています
3年前にはぎっくり腰を経験しています
よくよくお話を聞いていくと、小学生のころから
洗面所で前かがみになる姿勢が苦手だったそうです
どこかのタイミングで、健康の道から大きく外れて不健康まっしぐらになっていました
こんなかんじです
いまの腰痛の痛みを改善しても、また何か起きそうな気がしますよね
こういう方は不健康ラインに向かってしまった分岐点を探して
そこを解消しないといけません
そんなわけで
次回はこの、分岐点を探す「カラダのドラマを読む」お話です
【短くまとめるコツを誰か教えて・・・】
南の谷の鍼灸院 南谷望
不眠のおはなし
こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です
昨日の土砂降りから一転
1週間ぶりの真夏日だそうです
(風は気持ちいいけど気温差なんとかしてほしい・・・)
今日は「不眠」についてのお話
「不眠症なんです」と鍼灸院に来る方ももちろんいますが
肩こり、頭痛、生理痛など、ほかのお悩みで来院して
いろいろ話を聞いていくと
・ここ数年、スッキリ目覚めた記憶はない
・夜中に何度も目が覚める
・寝ようと思って布団に入っても2.3時間は寝つけない
なんて方が、けっこういます
中には、
「薬を飲めば眠れます」
「お酒飲んで寝ちゃいます」
という方もいますが、これにはなかなか深い問題があります
【『眠れない』には2つの問題がある】
まずは
「眠れていないことによって起きる体の不調」
夜寝て朝起きるサイクルから外れてしまうと、体の日内リズムが崩れてしまい
時間帯によって出るはずのホルモンがちゃんと分泌されなかったり
寝ている間に修復・回復されるはずの体が、前日の疲れを残したまま次の日になってしまったりします
回復しないカラダ、循環できていないカラダのまま日々を過ごしていると
からだはエネルギー不足を補おうと「生命維持に最低限必要なところにだけ元気を届ける」モードになり
内蔵に熱がこもったり、首から上に気が集まってのぼせたりします
こうなると、ますます眠りにくくなり、悪循環に突入です
もうひとつは
「『眠れなくなるほどのこと』が体に起きている」
ここを見ずに
「眠るための治療」だけをやっていてはいけませんよね
対症療法は根本治療とセットで行う!
これ、大事です
眠れない時には、アロマやヒーリングミュージックで眠りを誘ったり
お薬に頼ったりしていいです
ただ、どうして眠れないのかについて、しっかり自分と向き合って
眠れる自分になる治療も一緒にやっていきましょう
【睡眠と気の動きについて】
夜に眠るのは「昇っている気を静める」のと「内蔵の気を蓄える」意味があります
昼間、活動をしているときには気は全身をめぐっていますが
「気・あたたかいもの」は上に昇る性質があります
また、考え事が多く頭がフル回転していれば気はさらに頭に集まってきてしまいます
上手に眠ることができれば
上に昇りすぎた気は下に降りてきて内蔵に集まり
1日頑張った内蔵はしっかり養われて、翌朝からまた元気に頑張ることができます
【不眠のタイプ】
寝つきが悪い、夜中に目が覚める、熟睡感がない
これらは
頭に集まった気が、夜になってもおさまらないときにみられます
原因としては
気を集めるだけの力が内蔵にない(それほど疲れ切ってしまっている)
もしくは
内蔵の気力よりも頭部の気の動きが非常に強い(目や頭を使いすぎている)
ということが考えられます
最近気づいたもう一つの不眠タイプ
「まだ寝たくない気がする」と、ついつい夜更かししてしまう
これも「ただの夜更かし」で済まさずに考えてみるといいです
(命名「かくれ不眠」!!)
・今日一日が不完全燃焼だった
→このまま今日が終わるのがもったいない
・悩み事から解放されていない
→何かしなきゃ、という気持ちだけが残り、思考を止められない
こういうことってありませんか?
思うような1日が過ごせなかったり
悩み事のループから抜け出せない
こんな時の必殺技
「鍼灸治療受けて寝る」
です
いや、眠れないって話をしてるんだけど・・・
と思いますか?
眠れない人は、眠れないカラダをしています
悩みから抜け出せなかったり、思うように動けない時も
実は同じようなカラダをしています
気の動き・循環がカラダのどこかで詰まってうまく機能していないと
充実した一日にならなかったり、考え事がまとまらなかったり
そうやって頭にばっかり気が昇ると、夜になってもそれがおさまらずに寝つけず
眠れてないから翌日を元気に始められず、充実した一日にならなかったり・・・以下略
こころの問題もまずはカラダから
カラダの問題は、眠ることから
ちゃんと寝て、元気が出てから悩んだり動いたりすればいいです
まずは寝て、元気になるために
「眠れるわたし」になりましょう
昨日治療を受けて、ぐっすり寝て起きたらこんな空
厚い雲を分けて、いままさに光が差そうとしています
【かくれ不眠で治療を受けたのはわたしです】
南の谷の鍼灸院 南谷望
虫刺されにお灸
こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です
猛暑が落ち着いて、少し落ち着いたら出てくるアイツ
蚊ーーーーーーーーーーーーー!!
O型は刺されやすいとか
ビールに寄って来るとか
いろいろ言われてますが
私A型ですし、シラフでも刺されるし
子供のころからよく刺されるし、やたら腫れたりします
しんどい・・・
こないだも、小雨が降る日の通勤中に見事に刺されました
傘を持っていた右腕に二か所・・・
傘のせいで腕を振って歩けないところに、卑怯な奴め、、
(ひ~ かゆそ~)
で、刺されてしまったものは仕方ないので
かゆみ止めです
刺されたところにもぐさを載せて着火!
ジワジワ燃えてきて
あちちちちっ
てなったら、取ります
虫に刺されたところでは小さな炎症が起こっていて
血管が広がってその場所に水分がたまるのでぷくっと腫れます
それから、ヒスタミンという痒み物質が分泌されるので「かゆい!」と感じるんですね
お灸をすると、熱の刺激に反応してその場所の血流が良くなります
勢いよく血液が集まってくると、その場に溜まっている余分な水分を押し流して
かゆみ物質も一緒に流してくれるんですね
ありがとう!お灸!!
この季節になると、毎年ブログに書いてる気がしますが
何度でも言いましょう
虫刺されのかゆみ止めにはお灸がいいです!
市販のお灸でももちろんOK
少し熱が強めのものがあれば、そちらがおススメですよ
【お灸の刺激は虫刺されを思い切り搔いたときに似た快感があります】
南の谷の鍼灸院 南谷望
元気lab「カラダの取説」⑦
こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です
このところ、GoogleアナリティクスでのHP閲覧数「0」が続いていて
「誰も見てないんだ・・・。しょぼん。」
てなって、ブログ更新のモチベーションがガタ落ちしてました・・・
でも、よく考えてみたらネットから予約をいただいたり
お問い合わせフォームからメールが来たりしてるってことは
閲覧ゼロのわけないじゃん!!
と気づき、HP製作者にチェックをお願いしたところ
Googleアナリティクスの設定が外れていただけだと判明(笑)
もっと早く気づけよ、自分
でした
あーよかった
そんなわけで
1年前にFacebookで配信されていた【元気lab カラダの取説作り】を振り返るシリーズです
これまでの投稿はコチラ↓
①カラダの取説を持つということ
②「week1:自己変革の準備」より
③冷え・のぼせ・ほてりのセルフケア
④「week2:いのちをリスペクトせよ」より
⑤自分の体をすみずみ触ろう
⑥「week3:生命力を理解し 方向性を定める」より
前回は
ストレスを受けて生命力が低下することで「咳」の症状が出た
生命力が低下しているから、「咳を治せない状態」が続いている
という「咳」にまつわる症例から、生命力を理解していきましたね
今日はその続きです
元気100%の絶好調から元気0%の今にも倒れそうな状態の間には段階があります
・元気だと思うけど、眠りは浅い
・頭痛は出てないけど、ちょっと便秘気味
・腰の痛みは治ってきたけど、手足の冷えはまだある
例えばこんなかんじ(手書きで見づらくてごめんなさい)
こういう段階で症状が現れやすい人だった場合
「腰が重いなー」
くらいの段階で、ちゃんと休養を取るとか鍼灸治療を受けるとか
メンテナンスをしないで放っておくと
「ぎっくり腰、めまい、頭痛が出るぞ」と自分で予測ができます
自分自身をいかに知るか?
自分の体調のゆらぎに気づけるか?
自分自身をはかる「ものさしを持つ」というのが「カラダの取説づくり」です
【アクションプラン】
week3のアクションプラン
=みなさんにやってもらいたいこと
「元気になって『何がしたい』を書き出す」
なんとなく元気な方がいいよね、って事ではないんです
「元気」が目的じゃなくて、目的達成の手段として「元気」になるんです
あなたの人生の目的は?
そんなこといきなり言われても・・・
ですよね
まずは
「自分をプラスに変えてくれること」
・ワクワクすること
・好きなこと
・やりたいこと
「自分にとってマイナスなこと」
・嫌なこと
・避けたいこと(「肩こりじゃなくなりたい」とかでもok)
これをバーっと書き出して、そこから整理していくと良いです
ほんの些細なことでいいです
とにかくバーっと書きます
「マイナス」を抱えたままでは元気になれないどころか
どんどん元気から遠ざかってしまいますよね
なので
「マイナスのこと」をどんどん削って
「プラスのこと」につながる行動をしていくことで
元気に向かう方向性が定まります
目的と行動がリンクすると、元気に向かうモチベーションになります
さぁ
「あなたは元気になって『何が』したいですか?」
「あなたは『何のため』に生きますか?」
【壮大なようで、実は身近なお話です】
南の谷の鍼灸院 南谷望
「鍼って痛いですか?」
こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です
今日はよくある質問についてお答えします
「鍼灸師です」と名乗ると
「興味はあるんだけど・・・鍼、痛いですか?」
と聞かれます
答えはカンタン
「うちの鍼は痛くない!」
なぜなら、私自身が痛い鍼が嫌いだから(笑)
というのは半分冗談で(←半分は本当だけど)
南の谷の鍼灸院でいつも使う鍼は
先端がやや丸く加工された「卵型」の特注品です
この鍼は、体の深くに刺入するよりも皮膚の表面に優しい刺激を与えることに適しています
素材も、一般的な使い捨ての鍼はステンレス製が多いですが
銀の鍼なので当たりもやわらかいんです
(銀製の鍼を使い捨てにするなんて、ゼイタク~ 笑)
(左が先端が尖ったステンレス鍼)
(右が先端が丸い銀鍼 拡大してみるとわかるかも)
ガチガチに固まった筋肉にブスッと刺してズーンと響く
そういう治療法もあるようですが、私は物事には順序があると思っています
料理の「さしすせそ」ってご存じですか?
調味料は
砂糖→塩→酢→醤油→味噌の順で入れましょうってやつですね
「混ざれば一緒」じゃないんです
例えば、砂糖と塩では粒の大きさが違います
大粒の砂糖を入れる前に小粒の塩を入れてしまうと
具材の隙間に塩がみっちり敷き詰められて、大粒の砂糖は入れなくなってしまう
大粒の砂糖が先に入れば、残っている隙間に塩がするっと入れるわけです
鍼の刺激もまずは優しい刺激から始めて
皮膚の表面の緊張を優しくほどいていくと
奥深くにいる犯人がひょっこり顔を出します
そして、ここからが面白いもので
ひょっこり顔を出した犯人には直接鍼をした方がいいこともあれば
左右対称の反対側のツボや、同じ経絡上の遠いツボに鍼やお灸をした方がいいこともあります
私が行う積聚治療(しゃくじゅちりょう)という治療法には
「最少刺激 最大効果」という言葉があります
「痛ければ痛いほど効きそう」
「痛くない鍼だと効果も少なそう」
と思う人にこそ、一度受けて頂きたいですね
【美容鍼は毛抜きで眉を抜くくらいの刺激です】
南の谷の鍼灸院 南谷望
鉄を摂ろう!~栄養クッキング~
こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です
【東洋医学✕分子栄養学】を一緒に学んでいる鍼灸師仲間と「栄養をテーマに料理をしてみよう!」という企画をやってみました
第1回目のテーマは「鉄」
鉄は赤血球のヘモグロビンの一部として全身に酸素を届けてくれたり、セロトニンやドーパミンなど、脳内で働くホルモン作る手助けをしてくれるミネラルです。しかし、厚生労働省の国民健康栄養調査によると、1日に摂っている量の平均は推奨される量(男性10mg、女性12mg)を満たしていないようです。特に、月経のある女性では毎月排出されている量に対しての補充が追い付いていないと言えます。
鉄が不足すると、酸素をたくさん運べないわけですから全身の倦怠感や脳の栄養不足、うつのような症状が出ることもあります。
東洋医学では「髪は血余(けつよ=血の余りでできている)」と言われ、血が不足すると髪の色・ツヤ・量に異状があらわれたりします。
どんな栄養素でもそうですが「これが不足しているかも…」と疑ったら
①摂る量が少ないのか
②摂ってるつもりが吸収できていないのか
③消費している量が多いのか
この3つを意識しましょう
鉄が少なそう→鉄サプリ飲んどけ!
はNGです!!
鉄は吸収されずに余ると腸内の悪玉菌のエサになり、さらに腸内環境が悪化してしまうので要注意です。また、体のどこかに慢性炎症があると、「細菌に感染したかも」と判断して、細菌のエサになる鉄を血液中に出さないようにしてしまいます。これも血液中の鉄が不足する原因の一つですね。
こうやって考えていくと、じゃあどうすりゃいいのよ・・・となりがちですが
大事なことは「不足しがちな栄養素を食事から補うために、いろんな種類のものを食べる」です
不足した栄養そのものはもちろん、吸収を助けてくれるものや、カラダの炎症を抑えてくれるものなど、いろんな働きのものをちょこちょこ体に入れるのです!
鉄を多く含む食品については、森永製菓さんのホームページがわかりやすかったので、ぜひ見てみてくださいね
→「鉄」の食事摂取基準と多く含む食品を紹介!
さて
今回の栄養クッキングに参加した鍼灸師は4人
それぞれ一品ずつ作りました
さすが、四者四様です
[小松菜牛肉炒めとゆで卵入りのオートミールおにぎらず]
糖質を控えたい人にもおすすめのオートミールです
お米より少しやわらかいかな?くらいでしたが
少量でも腹もち抜群で、美味しくいただけました
[あさりと豚肉の野菜たっぷりスープ]
「小松菜が鉄分多いのはわかるけど、子供が食べてくれない…」
という3児のママは子供でも食べてくれる野菜をチョイス
栄養価の高い料理を作っても、食べてくれなきゃ始まりませんからね
水溶性のビタミンは水に流れてしまうので、ゆでて水切りするより
スープの具にしてしまった方が、栄養まるごと取れていいですね
[鶏ひき肉とひじき煮・うずらの卵とエビの入った宝煮]
あらかじめ仕込んでおいたひき肉タネをちゃちゃっと詰めてぐつぐつ煮込みます
ひじき煮を多めに作って、後日リメイクすれば2度おいしい!!
うずらの卵は鶏卵よりもずっと栄養価が高いんだとか
[鶏レバーとレーズンのパテ]
だれが作ったか、おわかりでしょう(笑)
明らかにこれだけ、お酒飲む気満々ですよねぇ
動物性食品に含まれるヘム鉄→レバー(本当は豚レバーが良かったんですが売ってなかった~)
植物性食品に含まれる非ヘム鉄→レーズン
鉄の吸収を助けてくれるビタミンC→レモン汁
をミキサーで混ぜて出来上がりです
毎日の食事、買う食材ってワンパターンになりがちですよね
お友達と一緒に料理をすると
「その食材買ったことなかった!」
「そういう使い方もアリだね」
と発見がたくさんあります
私は翌日、アサリとうずらの卵とオートミール買いましたよ(笑)
料理しているときの音や香りは食欲を増すと同時に
脳への刺激となって胃酸や唾液の分泌を助けてくれます
そうすることで「これから食事だぞ」というカラダの準備が整って
食べたものを消化吸収しやすくなります
忙しい日は、買ってきたものをさくっと食べるのもいいですが
ゆっくり料理を楽しめる日もあると良いですね
【ブロイラーは品種だと思ってました…】
南の谷の鍼灸院 南谷望
元気lab「カラダの取説」⑥
こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です
1年前にFacebookで配信されていた【元気lab カラダの取説作り】を振り返るシリーズです
これまでの投稿はコチラ↓
①カラダの取説を持つということ
②「week1:自己変革の準備」より
③冷え・のぼせ・ほてりのセルフケア
④「week2:いのちをリスペクトせよ」より
⑤自分の体をすみずみ触ろう
2020.04.29配信
week 3「生命力を理解し 方向性を定める」より
【咳の症例から生命力を理解しよう】
当時、視聴者(鍼灸師さんかな)からの質問から症例の話になりました
・この1か月、ずっと咳が出ている
・寒気や鼻水はない
・ストレスや不安感が強くなると咳が強く出る
・胸の締め付けられるような痛みがある
以上のことから自分なりに考えて
「ストレスや不安感から肺の気がうっ滞して呼吸に影響を与えている?」
「このような咳のメカニズムや対処法について知りたい」
とのことでした
いま見えている『症状』としては
・咳が出ている
・1か月も治らずにいる
・ストレスや不安感に影響を受けている
・胸の痛み
などがありますね
こういった症状はすべて
「生命力が下がったことをあらわす指標(しひょう=めやす)のひとつ」
と考えます
体を動かす原動力はすべて『生命力』でとらえます
「聴力」「視力」「消化力」「免疫力」「集中力」「記憶力」「回復力」…
これらのチカラは生命力を分配して使われている、という考えです
「力(チカラ)」そのものは目に見えないけど、こういう力が弱ったときに起こる症状があることから「チカラ」が存在する、と考えることができますね
何か症状がある=生命力が下がったんだな
と、シンプルにとらえます
【生命力のグラフをご覧ください】
生命力は生まれたときが100%
亡くなるときが0%です
私たちは少しずつ生命力を使いながら生きていて
どんなに健康的に過ごしていても、いつか必ず生命力は0になります
10代の時はちょっとのケガでもすぐに治ったものが
30代、40代になるにつれて治りにくくなるのは仕方のないことです
でも、それって30代、40代の「わたし」が発揮できる元気100%の状態ですか?
図の緑のラインは「その年齢の元気100%」をあらわします
疲れがたまったり不摂生をしたり、ケガを放っておいたりすると
赤のライン「元気急降下」=「病気」の状態
つまり「生命力が低下した状態」になります
「耳鳴りがする」「消化力が落ちた」「なんか老け込んだ」…
ガクッと落ちたそのラインは80歳の生命力と同じくらいなんてことも…
その年齢のラインよりもはるか下にいるなんてもったいない!
「年だから」を言い訳にするにはまだ早い!
ちゃんと休んで、生活を見直したり、しっかり鍼灸でメンテナンスしたりして
青いライン「元気に続くみち」に乗りたいですよね
【咳の話に戻ります】
そんなわけで
ストレス=咳の症状
ではなくて
ストレス→生命力の低下→咳の症状
もしくは
ストレス→対応できないくらい生命力が低下している→咳の症状
と考えることができます
治療方法は
咳には咳止め、長引く症状には炎症を抑える薬、胸の痛みはMRIをとって、ストレスについてはカウンセリングを受けて・・・
じゃなくって
「生命力を回復させる」
が正解です
すべて物事を「生命力」で考える
少しわかってきましたか?
まだまだ分からなくても大丈夫です
今後も体の変化、指標の見方などお伝えしていくので
イメージをつかんでいってくださいね
次回はこの続きで
「方向性を定める」ということと
元気がなくなってくると段階的に症状が出るよ
のお話です
【来週もまたみてくださいね~(サザエさん風)】
南の谷の鍼灸院 南谷望
口コミのご協力ありがとうございます
こんにちは
南の谷の鍼灸院 南谷です
口コミのご協力ありがとうございます
コチラからGoogle口コミに飛べます
→南の谷の鍼灸院
「口コミって何を書いたらいいか迷っちゃう!」という方は
↓にポイントをまとめてみたので
もしよかったら、参考にしてみてくださいね
【こんな内容があると読みやすいです】
①あなたについて
・年齢(年代)
・職業
②before
・こんな悩みで鍼灸受けはじめた
・来院のきっかけ(友人からの紹介、など)
・受ける前のイメージ
③after
・こんな変化、効果があった
・鍼灸を受けた感想
④どんな人におススメ?
ちなみに、私が初めて鍼を受けたときのことを書くとしたら
こんな感じになります(実話ですよ)
30代 鍼灸師
背中や腰の張りが楽になれば、と思って鍼灸を受けてみたら
長年付き合っていた生理痛が治ってしまってビックリ!
マッサージは好きだけど鍼はちょっと痛そうだな、、と思っていたけど
軽く触れる鍼と温かいお灸でうっかり寝落ちしかけました
それ以来、定期的に鍼灸を受けるようになったら
風邪もひかなくなり、鍼灸学校も皆勤賞でした
ここが痛い、ここが辛いだけじゃなく
日々のパフォーマンス向上にも鍼灸治療おススメです!
【のんべぇの鍼灸師が鍼してくれるって書いてもいいよ】
南の谷の鍼灸院 南谷望