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元気labシリーズここまでのまとめ

投稿日:2021年9月13日

こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です

 

2020年にFacebookで配信されていた
【元気lab カラダの取説作り】を振り返るシリーズ

 

今後もどんどん増えていくので
バックナンバーを随時ここに溜めていこうと思います

 

これまでの投稿はコチラ↓
①カラダの取説を持つということ
②「week1:自己変革の準備」より
③冷え・のぼせ・ほてりのセルフケア
④「week2:いのちをリスペクトせよ」より
⑤自分の体をすみずみ触ろう
⑥「week3:生命力を理解し 方向性を定める」より
⑦『人生の目的』を書き出す
⑧「week4:カラダのドラマを読む」より
⑨カラダのドラマ=年表づくり
⑩「week5:元気と病気」より
⑪元気棒!
⑫「week6:生命力の捉え方」より
⑬足の指標
⑭week6への質問
⑮「week7:指標あれこれ」より
⑯低気圧頭痛
⑰「week8:指標あれこれ~汗~」より
⑱「week9:指標あれこれ~おしっこ~」より
⑲week9つづき(おしっこ)
⑳「week10:指標あれこれ~睡眠~」より
㉑理想の睡眠
㉒「week11:指標あれこれ~うんち~」より
㉓良い「うんち」とは
㉔「week12:指標あれこれ~関節の運動~」より
㉕関節リウマチと五十肩
㉖外湿と内湿
㉗「week13:指標あれこれ〜ツメ〜」より
㉘「week14:指標あれこれ〜皮フ〜」より

 

【それではみなさん、お元気で~】
南の谷の鍼灸院  南谷望

元気lab「カラダの取説」⑨

投稿日:2021年9月1日

こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です

 

少しだけお休みをいただいて
帰省しました北海道!!

ここまで支えてくれた家族に
改めて治療院の開院報告とお礼の鍼灸治療を

緊急事態宣言下ということもあり、短期間の滞在でしたが
お互い元気な姿が見られて充実の時間を過ごしました

 

あと、ホタテ焼いてくれたり
朝からいくら丼(かけ放題)が出てきたりと
身も(胃も)心も満たされたので、今日も元気にブログ書きます!!

 

1年前にFacebookで配信されていた
【元気lab カラダの取説作り】を振り返るシリーズです

これまでの投稿はコチラ↓
①カラダの取説を持つということ
②「week1:自己変革の準備」より
③冷え・のぼせ・ほてりのセルフケア
④「week2:いのちをリスペクトせよ」より
⑤自分の体をすみずみ触ろう
⑥「week3:生命力を理解し 方向性を定める」より
⑦『人生の目的』を書き出す
⑧「week4:カラダのドラマを読む」より

 

前回は
・「治らない(元気になれない)人」の特徴
・カラダは連続性を持って成長している
・「不健康に向かう分岐点」はどこだったのか?
というお話

 

今の体に起きている不調は、今日急に生まれたわけではなく
これまでの生活、人生の積み重ねがあってたどり着いた今なんだよ、ということですね

そこで、みなさんにやってもらいたいアクションプランはコチラ!

「カラダのドラマ=年表を作ってみよう!」

 

自分自身がどう生きてきたのか
どんなケガをして、どんなことに落ち込んで、どんなに忙しい時期を過ごしたか
細かく振り返ることで「不健康ラインに乗ってしまった分岐点がいつなのかを知る」きっかけになります

ポイントは
・ケガ
・病気
・ストレス
・食事の不摂生
・睡眠、運動などの生活パターンの変化

 

こんなところでしょうか
中でも、ケガは細かく思い出してみてください
入院通院したものだけでなく、ぶつけた・高いところから落ちた・捻挫や突き指もそうですし
「小さいころやんちゃで、毎日傷だらけだった」とか
「酔って自転車でコケて顔面擦りむいた」とか(笑)
「あー、あれ痛かったなぁ」のエピソードを思い出しましょう

 

急に聞かれても思い出せないものですが
0歳から順番に思い出をたどっていると、ふと記憶がよみがえる事もあります
一度紙に書きだしたら、思い出すたびにどんどん更新しましょう
親や兄弟にもぜひ聞いてみてくださいね

 

「予定日を過ぎても生まれてこなくて帝王切開になった」
「へその緒が巻き付いていて難産だった」
「生まれてすぐ、上手にミルクが飲めなくて入院した」
なんていう事も、あなたのカラダのドラマのはじまりです

 

こうやって、過去の問題からカラダを紐解いていって
「抱っこ中に落とされて後頭部を打った」
「ブランコから落ちて手首を捻挫した」
という、古傷のところを治療していくと
「そのケガ以降に発現した症状が改善することがある」んです

 

例えば
「出産(帝王切開)して以来、眠りが浅くて頭痛が出やすい」
という方の帝王切開の傷跡に治療を続けるうちに
「最近頭痛が出にくい」「深く眠れるようになってきた」
と、嬉しい変化を実感してくれるようになりました

 

「元気lab⑤自分の体をすみずみ触ろう」
のブログで「自分の体をすみずみ触る」というアクションプランがありましたね

自分のケガのエピソードを思い出したら
そのあたりを集中して触れてみてください
ちょっと硬かったり、スジっぽかったり、むくんだり冷えたりしていたら
なでたりさすったりしてみましょう

これだけでも、体に小さな変化が起こる人がいます

すみずみ触って、変なところを見つけたらそこを集中して触って
やる前と比べて何か変わるかな?とやってみましょう

 

手首を触って手首に変化が出る人もいれば
手首を触ってるうちに首や肩が少しやわらかくなったり
頭痛が弱まったりすることもあるんですよ

 

 

 

↑私のカラダのドラマはこんな感じ(笑)

【まだまだ思い出せそうな予感】

南の谷の鍼灸院  南谷望

元気lab「カラダの取説」⑧

投稿日:2021年8月20日

こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です

 

タブレットにペンで手書きすることを覚えて
セミナー資料への書き込みや、思いついたことを書き留めておくのにとっても重宝しています

アナログ人間のペーパーレス革命!!

 

さて今日は1年前にFacebookで配信されていた
【元気lab カラダの取説作り】を振り返るシリーズです

これまでの投稿はコチラ↓
①カラダの取説を持つということ
②「week1:自己変革の準備」より
③冷え・のぼせ・ほてりのセルフケア
④「week2:いのちをリスペクトせよ」より
⑤自分の体をすみずみ触ろう
⑥「week3:生命力を理解し 方向性を定める」より
⑦『人生の目的』を書き出す

 

2020.05.06配信
week 4「カラダのドラマを読む」より

 

【治らない人】

治らない人、体が変わらない人には特徴があります

①自分が得てきた健康情報で頭がパンパンで、自分自身の体が見えてない

〇〇が体に良いらしい、△△は食べちゃだめらしいなど「一般論」の健康情報ばっかりに気を取られて、自分の体と向き合っていない
大切なのは個別性、個体差を知ること
「パンダには笹、コアラにはユーカリ、ライオンには肉」です

 

②ただ祈るだけ

自分は何もしないで神頼み、というタイプですね
人任せで「元気になりますように」と願っても、残念ながら体は変わりません

 

治りたい、元気になりたいと思うなら
「健康」を自分の生活にまで落とし込んで、少しずつ変えていかないと体は変わりません
治る人、元気になれる人は考え方や発言内容も自然と変わってくるものです

 

【カラダの成長とは】

(まずは画伯の絵をご覧ください 笑)

子供から大人に成長するというのは
①の絵のようにパッと「変わる」わけじゃなくて
②のように連続性を持って、少しずつ大きくなっていきますよね
③の木の年輪が1層ずつ増えていくように、少しずつ大きくなります
そして、木の年輪は日照条件やその時の栄養状態によって幅が違います

ひとの体も同じ

例えば、
捻挫をした足としなかった足では、そこにかかる負担や栄養状態が変わりますよね
そうすると、その年の伸び方(成長の仕方)に微妙なズレが生じるでしょう
それが「ひずみ」です
その小さなひずみを抱えて成長していくと、捻挫をした側の膝としなかった側の膝とか、股関節とか、腰とか、、、ほかの体の部分にもひずみが出る

捻挫をしたときは、数日で痛みは消えて「治った」と感じているかもしれませんが
成長しながらそのひずみが大きくなっていくことがあります

 

そういえば、左の足首よりも右の足首が少しむくんでる
とか
足首をくるくる回したときに、ちょっと引っかかる感じがする
とか
そういうアンバランスを抱えて生きている、ということですね

 

こういう「ひずみ」が、今の体にも影響しているんじゃないか??
と、考えます

 

【健康と不健康の分岐点】

腰痛で鍼灸治療を受けに来た人がいたとします
その方の、腰だけ治療して帰らせていいのでしょうか??

 

動画配信をしてくれた髙橋先生の症例から
腰痛で治療に来た方は1年前にヘルニアの手術をしています
3年前にはぎっくり腰を経験しています
よくよくお話を聞いていくと、小学生のころから
洗面所で前かがみになる姿勢が苦手だったそうです

どこかのタイミングで、健康の道から大きく外れて不健康まっしぐらになっていました

こんなかんじです

いまの腰痛の痛みを改善しても、また何か起きそうな気がしますよね
こういう方は不健康ラインに向かってしまった分岐点を探して
そこを解消しないといけません

 

そんなわけで
次回はこの、分岐点を探す「カラダのドラマを読む」お話です

 

【短くまとめるコツを誰か教えて・・・】

南の谷の鍼灸院  南谷望

元気lab「カラダの取説」⑦

投稿日:2021年8月14日

こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です

 

このところ、GoogleアナリティクスでのHP閲覧数「0」が続いていて
「誰も見てないんだ・・・。しょぼん。」
てなって、ブログ更新のモチベーションがガタ落ちしてました・・・

でも、よく考えてみたらネットから予約をいただいたり
お問い合わせフォームからメールが来たりしてるってことは
閲覧ゼロのわけないじゃん!!
と気づき、HP製作者にチェックをお願いしたところ
Googleアナリティクスの設定が外れていただけだと判明(笑)

 

もっと早く気づけよ、自分
でした

あーよかった

 

そんなわけで
1年前にFacebookで配信されていた【元気lab カラダの取説作り】を振り返るシリーズです

これまでの投稿はコチラ↓
①カラダの取説を持つということ
②「week1:自己変革の準備」より
③冷え・のぼせ・ほてりのセルフケア
④「week2:いのちをリスペクトせよ」より
⑤自分の体をすみずみ触ろう
⑥「week3:生命力を理解し 方向性を定める」より

 

前回は
ストレスを受けて生命力が低下することで「咳」の症状が出た
生命力が低下しているから、「咳を治せない状態」が続いている
という「咳」にまつわる症例から、生命力を理解していきましたね

今日はその続きです

 

元気100%の絶好調から元気0%の今にも倒れそうな状態の間には段階があります

・元気だと思うけど、眠りは浅い
・頭痛は出てないけど、ちょっと便秘気味
・腰の痛みは治ってきたけど、手足の冷えはまだある

例えばこんなかんじ(手書きで見づらくてごめんなさい)

 

こういう段階で症状が現れやすい人だった場合
腰が重いなー」
くらいの段階で、ちゃんと休養を取るとか鍼灸治療を受けるとか
メンテナンスをしないで放っておくと
ぎっくり腰、めまい、頭痛が出るぞ」と自分で予測ができます

 

自分自身をいかに知るか?
自分の体調のゆらぎに気づけるか?
自分自身をはかる「ものさしを持つ」というのが「カラダの取説づくり」です

 

【アクションプラン】
week3のアクションプラン
=みなさんにやってもらいたいこと

「元気になって『何がしたい』を書き出す」

 

なんとなく元気な方がいいよね、って事ではないんです
「元気」が目的じゃなくて、目的達成の手段として「元気」になるんです

 

あなたの人生の目的は?

 

そんなこといきなり言われても・・・
ですよね

まずは

「自分をプラスに変えてくれること」
・ワクワクすること
・好きなこと
・やりたいこと

「自分にとってマイナスなこと」
・嫌なこと
・避けたいこと(「肩こりじゃなくなりたい」とかでもok)

 

これをバーっと書き出して、そこから整理していくと良いです
ほんの些細なことでいいです
とにかくバーっと書きます

 

「マイナス」を抱えたままでは元気になれないどころか
どんどん元気から遠ざかってしまいますよね

なので
「マイナスのこと」をどんどん削って
「プラスのこと」につながる行動をしていくことで
元気に向かう方向性が定まります
目的と行動がリンクすると、元気に向かうモチベーションになります

 

 

さぁ
「あなたは元気になって『何が』したいですか?」

「あなたは『何のため』に生きますか?」

 

 

【壮大なようで、実は身近なお話です】

南の谷の鍼灸院  南谷望

元気lab「カラダの取説」⑥

投稿日:2021年8月1日

こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です

 

1年前にFacebookで配信されていた【元気lab カラダの取説作り】を振り返るシリーズです

これまでの投稿はコチラ↓
①カラダの取説を持つということ
②「week1:自己変革の準備」より
③冷え・のぼせ・ほてりのセルフケア
④「week2:いのちをリスペクトせよ」より
⑤自分の体をすみずみ触ろう

 

2020.04.29配信
week 3「生命力を理解し 方向性を定める」より

 

【咳の症例から生命力を理解しよう】

当時、視聴者(鍼灸師さんかな)からの質問から症例の話になりました

・この1か月、ずっと咳が出ている
・寒気や鼻水はない
・ストレスや不安感が強くなると咳が強く出る
・胸の締め付けられるような痛みがある

以上のことから自分なりに考えて
「ストレスや不安感から肺の気がうっ滞して呼吸に影響を与えている?」
「このような咳のメカニズムや対処法について知りたい」

とのことでした

 

いま見えている『症状』としては
・咳が出ている
・1か月も治らずにいる
・ストレスや不安感に影響を受けている
・胸の痛み
などがありますね

こういった症状はすべて
「生命力が下がったことをあらわす指標(しひょう=めやす)のひとつ」
と考えます

 

体を動かす原動力はすべて『生命力』でとらえます
「聴力」「視力」「消化力」「免疫力」「集中力」「記憶力」「回復力」…

これらのチカラは生命力を分配して使われている、という考えです

 

「力(チカラ)」そのものは目に見えないけど、こういう力が弱ったときに起こる症状があることから「チカラ」が存在する、と考えることができますね

何か症状がある=生命力が下がったんだな

と、シンプルにとらえます

 

【生命力のグラフをご覧ください】

生命力は生まれたときが100%
亡くなるときが0%です

私たちは少しずつ生命力を使いながら生きていて
どんなに健康的に過ごしていても、いつか必ず生命力は0になります

 

10代の時はちょっとのケガでもすぐに治ったものが
30代、40代になるにつれて治りにくくなるのは仕方のないことです
でも、それって30代、40代の「わたし」が発揮できる元気100%の状態ですか?

図の緑のラインは「その年齢の元気100%」をあらわします
疲れがたまったり不摂生をしたり、ケガを放っておいたりすると
赤のライン「元気急降下」=「病気」の状態
つまり「生命力が低下した状態」になります

 

「耳鳴りがする」「消化力が落ちた」「なんか老け込んだ」…
ガクッと落ちたそのラインは80歳の生命力と同じくらいなんてことも…

その年齢のラインよりもはるか下にいるなんてもったいない!
「年だから」を言い訳にするにはまだ早い!

 

ちゃんと休んで、生活を見直したり、しっかり鍼灸でメンテナンスしたりして
青いライン「元気に続くみち」に乗りたいですよね

 

【咳の話に戻ります】

そんなわけで

ストレス=咳の症状

ではなくて

ストレス→生命力の低下→咳の症状
もしくは
ストレス→対応できないくらい生命力が低下している→咳の症状

と考えることができます

 

治療方法

咳には咳止め、長引く症状には炎症を抑える薬、胸の痛みはMRIをとって、ストレスについてはカウンセリングを受けて・・・

じゃなくって

「生命力を回復させる」
が正解です

 

すべて物事を「生命力」で考える
少しわかってきましたか?
まだまだ分からなくても大丈夫です
今後も体の変化、指標の見方などお伝えしていくので
イメージをつかんでいってくださいね

 

次回はこの続きで

「方向性を定める」ということと
元気がなくなってくると段階的に症状が出るよ
のお話です

 

【来週もまたみてくださいね~(サザエさん風)】

南の谷の鍼灸院  南谷望

元気lab「カラダの取説」⑤

投稿日:2021年7月21日

こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です

 

前回ブログが、ついつい盛り上がって長くなってしまったので(笑)
今日は短めにその続きです

 

元気になりたい動機はありますか?

いのちって、存在しているだけで奇跡!!

 

というお話でしたね

こういう話は
ちょっと苦手だなー
ちょっと重いなー
と思う時は、まだ受け取る準備ができていない時だと思います

今日、あんまり響かなかった方も
カラダへの理解が進んでくると
受け取り方が変わってくるものですよ

 

さて、みなさん
朝イチにお白湯は飲んでますか?

「こんなに暑いのにお湯なんて!」と言わず
クーラーで冷えた体に、じんわり沁みるお白湯を続けて行きましょう

 

【アクションプラン】
week2のアクションプラン
=みなさんに始めてもらいたいこと

「自分の体を隅々さわる」

これだけです!

朝イチでも寝る前でも、いつでもいいので
ちゃんと集中して指1本ずつから腕や足、首、顔、頭、お腹など
触れられるところに触れて
「硬さ、温度、色、さわり心地や触れられた感触、左右の違い」などなど
よく見ながら触れて、感じてみてください

たとえば私の右手は
「中指と薬指の先が少し茶色くて、そこだけすこーし硬いな」とかです
(燃えてるお灸を手でつかむので、色が付きます 笑)

 

カラダに触れたり、認識したりすると
そこに向かって気や血が集まってくるという特性があります

目の使い過ぎなどで目の奥や頭に気が集まりすぎて「こもる・のぼせる」人ほど、指先に意識を持って行ってみると少し変化を感じられるかもしれません

 

ただ、今はまだ「変化を起こそう」という感じではなく
『自己認知』のクセをつけることがポイントです

いま、自分のカラダに何が起きているのかを正しく知る
ということです

 

これができると今後、食事や睡眠・運動習慣などを変えてみたときに
「本当に自分のカラダに合っているのか」
「自分は元気に近づいているのか」
を判断していくことができます

 

まさに、自分だけの取説をつくる第一歩ですね

 

「触り方がわからない」
「触ってみても違いがわからない」
そんな方には直接お伝えしますので、ぜひ「ブログ見たんだけど・・・」と声をかけてくださいね

 

【見てるよって言われると嬉しいものです】

南の谷の鍼灸院  南谷望

 

元気lab「カラダの取説」④

投稿日:2021年7月18日

こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です

 

1年前にFacebookで配信されていた【元気lab カラダの取説作り】を振り返るシリーズです

これまでの投稿はコチラ↓
①カラダの取説を持つということ
②「week1:自己変革の準備」より
③冷え・のぼせ・ほてりのセルフケア

 

2020.04.22配信
week 2「いのちをリスペクトせよ」より

 

【元気になる『動機』はあるか!?】

「なんとなく体に良さそうな健康食品」
「なんとなく痩せそうなダイエット法」
に手を出してみたものの、続かなかった…なんて経験ありませんか?

 

「今よりも元気になりたい」「健康になりたい」
→なぜなら〇〇だから!!
と言える動機はありますか?

今までの生活を一切変えず、なんとなく生きていて元気になれるかというと
世の中そんなに甘くありません
「元気になりたい」「元気でいたい」と思ったら
まずはその動機を確認しましょう

ここが曖昧なままだと、最初に挙げた健康食品やダイエットのように
すぐに飽きて続かなくなります

 

さぁ、元気に向かう覚悟はありますか?

 

【いのちをリスペクトせよ】

今日は、
あなたがこの世に生まれて、今日まで生きてきたことは奇跡なんだよ
というお話です

あなたのお母さんが
おばあちゃんのおなかの中にいたとき
卵子のもとになる細胞を700万個持っています

これが生まれたときには200万個になり

思春期には20~30万個にまで減ってしまいます

 

月経のある女性は毎月排卵があるとされますが
女性が生涯に排卵する数は400~500個くらいです

 

その中の一つが、あなたです

 

あなたのお父さんが
一生のうちに作る精子は3兆個以上

1回の射精で外に出られるのは
平均約3億個

 

その中の一つが、あなたです

 

排卵された卵子は24時間しか生きられず
射出された精子は72時間しか生きられません

 

700万分の1の卵子と3兆分の1の精子が
そこしかないタイミングで出会って受精をして
お母さんが用意してくれたふかふかの子宮のベッドに着床して
約10か月かけて細胞分裂を重ねてヒトの形になり
この世に生まれ出て、大事に大事に育てられて
いま、これを読んでいるわけです

 

1か月前の卵子だったらあなたではないし
1個となりの精子だったらあなたではないですね

細胞が違えば別人です

 

そうやって生まれた、たった一人のあなたを産んでくれた両親も
祖父母から生れていて、祖父母もさらに曾祖父母から生れていて・・・

と、命はずっとつながっています
あるときポッとあなたが生まれたわけじゃなく
ご先祖さまからずっとずっとつながって、今日のあなたがいます

 

当たり前のようだけど
誰かが、途中で亡くなってしまったり、子を成していなければ
あなたは存在しなかった

 

宇宙のはじまり
地球のはじまり
人類のはじまり
すべてがあなたにつながっている

 

生命ってすごいな
生きているって奇跡なんだ

 

そういう気持ちを持つことができたあなたは
自分の体をもっと大切にできるかもしれません

 

元気になる動機になりましたか?

 

【今すぐ実感がわかなくてもいい】

1年前にこの配信を観たとき
実は私はあまりピンとこなかったんです(ごめんなさい!)

生理学の知識として、卵子や精子の話は理解しているけど、
こういう話を聞くと、自分が子供を産んでいないという事実に対して
「命のバトンをつなげていない」という思いが強くなり、劣等感を感じて苦しくなってしまう時期がありました

 

1年たって、再び見返してみると受け取り方が変わって

命のバトンは親から子だけじゃない
私からまわりの皆に元気をわけてあげられれば、それも命のバトンになる
と思えるようになりました

 

そのためにも、まずは自分が元気になって
その元気の秘訣をみんなに伝えたい

 

それが私の『元気になる動機』です

 

【アクションプラン】

ここまでだいぶ長くなったので
元気のためにやってもらいたい具体的な行動については
次回お知らせします!!

 

 

【話し始めると長いタイプです】

南の谷の鍼灸院  南谷望

元気lab「カラダの取説」③

投稿日:2021年7月9日

こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です

 

毎週更新(目標)の元気labシリーズの3回目

今日は
冷え・のぼせ・手足のほてりなど
体の温度のバランスが崩れているときのセルフケアのお話です

 

これまでの投稿はコチラです↓
①カラダの取説を持つということ
②「week1:自己変革の準備」より

 

 

治療の中で、体をくまなく触っていくと
手だけ、足だけ冷たいとか
末端は冷えるけど、顔だけ熱いとか
足の裏と手のひらだけ熱い(火照る)
なんて方がよくいます

 

まずは、体を
(1)頭&胴体
(2)手&足
の2グループに分けてみましょう

 

イラストだと、こんなかんじでしょうか

 

内臓や神経の中枢がある『頭と胴体』から『手足の先』まで元気(「気」「エネルギー」などをイメージしましょう)が行きわたって、常に循環しているのが元気な体の状態だとしましょう

 

「生命力」が低下して「循環力」が足りなくなったり
通り道が狭くなって通れずに、手足の先まで元気を届けられなくなると
行き場を失った元気は、頭と胴体にばかり溜まってしまいます

 

真ん中車両はぎちぎちの満員なのに
端っこ車両はスッカスカの電車みたいな状態です

ぎちぎちの満員電車では、熱がこもって暑くなりますね

 

また、手足まで行ったはいいけど、帰り道の途中が狭くなって
戻れなくなると手足の先だけ火照って熱いというパターンもあります
(私はこのタイプです)

 

【手足の冷えやほてり、どうやって治す?】

冷え・のぼせ・ほてり
違う症状のようですが
「全身すみずみまでめぐっていない」
という同じ状態からきているようですね

 

めぐってないならめぐらせる
元気が届いてないところに誘導してあげれば
満員電車もスッキリ快適です

 

では「どこまで元気が届いていて、どこで詰まっているのか」
を見つけていきましょう

 

胴体から手足の先に行くまでに
体の途中には「関所」がいくつかあります

胴体→肩関節→肘関節→手首→指先

胴体→股関節→膝関節→足首→指先

こんな感じです
手も足も、並べて見ると似てますね

指先に向かうにつれて、関所の関節は小さく細く、通りにくくなります
このそれぞれの関所の門がすべてopenしていれば
指先まで元気が届いて温かいはずです

どこかの関所が、硬く詰まってしまうと門がcloseしてしまい
元気(温かさ)が届かなくなってしまいます

 

「手足が冷たい」という時には
「どこの関所までは開いているのか」を探ることが大切です

「手の指は冷たいけど、肘から手首の間は冷たくない」
→手首か、指の関節のところで関所がclose
「ふくらはぎから足の先まで冷たいけど、太ももは大丈夫」
→膝の関所がclose

という具合です

 

そして、閉じてる関所を見つけたら
とにかく揉んでみましょう!
関節の周りを、優しく揉んだりさすったり
深呼吸しながら
「こっちの車両、空いてますよ~」
てなかんじで、自分の体に話しかけてあげてください

 

「なんとなく冷え性に効くって言われるツボ」に
「なんとなくお灸してみる」よりも
しっかり自分の体を観察して
「自分の冷えが起きているポイントに触れてあげる」
方が、効きそうだと思いませんか?

 

 

【カラダの取説はひとり一冊。オンリーワンです】

南の谷の鍼灸院  南谷望

 

元気lab「カラダの取説」②

投稿日:2021年7月2日

こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷望です

 

元気lab「カラダの取説作り」
今日から本編スタートです!

 

2020.04.16配信
week 1「自己変革の準備」より

 

【生命(いのち)は温かい】

生まれたての赤ちゃんは「温かくてやわらかい」
ご高齢になると「冷え気味で、硬くなりがち」
というのはイメージできますか?

 


生命力は温かい
という考えを、まず覚えてください
これから何度も出てきます

 

では
【生命力ってなんだろう?】
というお話から

私たち(東洋医学者)はこの生命力を
「気」という言葉に置き換えてとらえたりします
(東洋医学を学ぶ人にもいろんな流派、考え方があるので、すべての東洋医学者に通じる話ではありません)

 

生命力≒気は
「人が生きるチカラ」で
「〇〇力」と表現されるチカラに分配して使われます

たとえば

免疫力、消化力、筋力、視力、聴力、集中力、精神力、、、

他にもいろいろありますが
こういう「チカラ」を使うために
あなたの「生命力」は分配して使われているということです

 

「最近、消化力が落ちた気がする・・・」
という方は
「生命力が低下して、消化力に分配できるチカラが足りなくなっている」
もしくは
「ケガをしてしまって、修復力にチカラが多く分配されているから
消化力に分配されるチカラが少なくなっている」
などと考えられます

 

ここまでのポイントはふたつです
①生命力はあたたかい
②私たちは生命力を分配して体を動かしている

 

生命力が充実している=温かい
ということは
手足やお腹が冷たい人=生命力が低下している

目に見える不調や自覚症状がなくても
体が冷たい=生命力の低下=チカラ不足が起きている

 

「触って冷たいかもしれないけど、私、元気です!絶好調なんです!!」
ってことはあり得ません

これからは
「自分の手足、体がちゃんと温かいかな?」
を常にチェックしてみましょう

 

【アクションプラン】
これは、カラダの取説を作るうえで
みなさんに始めてもらいたい事です

難しいことは言わないので
だまされたと思ってやってみましょう~
(毎回、ひとつずつ紹介します)

1回目の今日から始めるのは

「朝起きたらお白湯を1杯飲む」

これだけです!

 

温度は4~50度くらい
「あちちっ」てほどではなく、コクコク飲める温度で
ウォーターサーバーだったらお湯7:水3くらい
我が家のレンジでチンするときはホットミルクの設定にします

量は、湯呑み1杯くらい
今朝は大きめの湯呑みだったので少なめにしました

たくさん飲めば飲むほどいいわけではないので
朝イチで飲んで
「はぁ。あったまったな。温かいな。」
で、1日をスタートするのがポイントです

 

ただ飲むだけでなく
「これを飲むと生命力が上がるんだな」
という思いを持って続けることが大切です

 

「生命力上がるってなに?」
「本当に意味あるのかしら?」

とお思いでしょうか?(笑)

 

お白湯を飲むことで、体が変わったかどうか
飲んですぐ感じる人もいるし
1~2週間続けてみて、じわじわ変化に気づく人もいます

 

カラダの変化のチェックの仕方は今後お伝えしていくので
まずは「朝イチお白湯」始めてみましょう!!

 

【お酒を飲みすぎた翌朝は、特にお白湯がしみわたります】

南の谷の鍼灸院  南谷望

元気lab「カラダの取説」①

投稿日:2021年6月26日

こんにちは
南の谷の鍼灸院
鍼灸マッサージ師 南谷です

 

今日から、シリーズものの投稿を始めます!

Facebookのプライベートグループで「元気lab」というのがあって
1年前に【カラダの取説作り】というライブ配信を毎週してくれていました
今は配信はしていませんが、メンバーになれば過去の投稿が見られます
(無料のグループです!素敵!!)

当時は私も「観る側」でしたが
いま改めて見返しても、学びが深くって
このHPをご覧のみなさんにも伝えたい事がたくさんあるなぁと思い
シリーズ化してお話しすることにしました!
(なるべく週に1回は更新できるよう、頑張りますのでお付き合いください)

 

【“私のカラダの取説”を持つということ】

 

医学は日進月歩で進んでいて
昔だったら諦めるしかないような病気の治療法が見つかったり
「もう無理かもしれない」と思う症状が手術で治ってしまったりと
すごい世の中になっているはずなのに
まわりを見渡してみても
「健康には何の心配もありません!」「超元気です!!」
ってひとになかなか出会えないのはナゼでしょう?

 

医学の進歩がもたらしたのは
「病気になったら病院で治してもらえばいい」
という考え方
なのかもしれません

 

これから皆さんにお伝えをしていくのは
「病院で治してもらう」
「鍼灸で元気にしてもらう」
ではなくて
「自分で自分を元気にするために、いかに自分と向き合うか」
というお話です

 

大河ドラマや時代物の映画を観ていると
「そんなことで?」ということであっさり人が亡くなったりしますね

今の時代のように、24時間体制で医療が受けられる環境ではなかったし
一家の大黒柱が不調で寝込んでしまっては、畑を耕したり商売をすることもできず
家族みんなが飢えてしまいます

だからこそ「養生」するんですね

 

では、その『養生』とは、具体的に何をすればいいのか?

・バランスの良い食事
・十分な睡眠
・適度な運動

 

そんなことはわかっているし、
そんなの、言うだけなら簡単です

でも、これって誰にでも当てはまるようで
結局誰のことも言っていないんです

 

大事なのは
ひとりひとりの個体性・個人差を知り

・「私に合った」食事
・「私の生活で実現可能な」より良い睡眠
・「今の私にとって」適度な運動
を、
自分で判断して、自分で実行できるようになって
元気に楽しく幸せな人生を過ごすことです!!

 

「自分だけの“私のカラダの取説”を持つ」と言うことは
調子がいい時には、それを判断できる根拠をちゃんと持てていて
調子が悪い時や、そのちょっと前に出る“私のサイン”を知って
そこから復活するための行動を選べるようになると言うことです

 

これができれば
「一般的に健康と言われる模範的な生活」
を毎日する必要はなくて
「今日の自分に合った生活」

ができるようになります

 

私自身が、もともと健康意識の高い方ではなく
仕事で遅く帰宅したら
そこからビール飲んでおつまみ作って
撮り溜めたドラマを観ながらのんびり過ごして
気づけば2時!!という日もよくあります

「元気に生きる」というのは

「楽しみを我慢して模範的に生きる」こととは違います

楽しいこと、ちょっと体に悪いことも
自分の体調をみながらやっていいんです

どういう人生を選ぶのか、というお話です

 

【鍼灸師の先生もお酒飲むんですね、と意外がられたことがあります】

南の谷の鍼灸院  南谷望